全国14大学が参加する新プログラム「ソーシャル・アントレ道場」がスタート

全国14大学が参加する新プログラム「ソーシャル・アントレ道場」開講

2025年6月16日（月）、上智大学四谷キャンパスにて「ソーシャル・アントレ道場」がスタートします。このプログラムは、共助資本主義の実現を目指す大学連合「SOLVE！」の一環として開催され、全国14の加盟大学に在籍する学生を対象にした全5回のシリーズです。

この道場では、学生たちが社会課題に直面し、その解決方法を考える場が提供されます。学生たちは、インパクトスタートアップやNPOとの議論を通じて、それぞれの志を社会につなげる具体的なアプローチを学んでいきます。さまざまな背景を持つ仲間とともに、自らの考えや意見を発信しながら切磋琢磨する貴重な機会です。

プログラムの概要

第1回のセッション: イントロダクションでは、READYFOR株式会社の代表・米良はるか氏とICHI COMMONS株式会社の代表・伏見崇宏氏を迎え、インパクトスタートアップに求められる要素や社会起業家の心構え、さらには資金調達に関する話題が展開されます。参加者は実際の現場でどのように社会貢献を行っているのかを学ぶチャンスがあります。

その後の第2回以降は、女性活躍推進、難民・人権問題、食糧問題など、多岐にわたるテーマが取り上げられます。各回では、当事者と学生がディスカッションを行いながら、実際に「ソーシャル・インパクト」を生み出すヒントを探し出します。

開講日時と場所

- 日時: 2025年6月16日（月）18:00～19:30
- 会場: 上智大学四谷キャンパス6号館5階502室
- 実施形態: 対面またはオンライン（Zoomでのライブ配信あり）
- 参加対象: SOLVE！に参画する大学の学部生・院生

SOLVE！について

「SOLVE！」は、2025年2月に上智大学と東京大学が共同発起人となって設立された連合です。日本が社会課題の先進国であることを踏まえ、地域や分野を越えて、大学や研究機関で学ぶ学生と研究者に対して、産学官民の統合的なアプローチを通じて社会課題の解決を目指すプラットフォームを提供しています。学生たちが新たな担い手として活躍できるよう、さまざまな交流や学習、実践の機会を設けています。

SOLVE！参画大学: 上智大学、東京大学、東京外国語大学、中央大学、関西大学、法政大学、東北大学、立命館大学、早稲田大学、立教大学、東京科学大学、大阪大学、帝京大学、お茶の水女子大学（2025年6月現在）

次回開催の予告

第2回目には、OECD東京センター元所長でMPower Partnersの共同創業者である村上由美子氏をゲストに招き、「女性活躍推進」をテーマにしたディスカッションが予定されています。社会課題を共有し、解決へ向けたアイデアを持ち寄る機会は、未来のリーダーである学生にとって大変重要です。社会にポジティブな影響を与える活動を通じて、自身の視野を広げましょう。

このプログラムは、未来を担う学生たちが社会課題の解決に向けた第一歩を踏み出す大切な場となることを期待しています。参加を希望する学生は、ぜひ公式サイトをチェックしてみてください。詳細情報や参加申込みは、SOLVE！公式サイトにてご確認ください。