台湾・暁劇場が20周年を迎える記念公演『憂國』
2026年、台湾・暁劇場は旗揚げから20周年を迎えます。この節目の年を祝うため、三島由紀夫の名作『憂國』を下北沢の「劇」小劇場で上演することが決定しました。公演は2026年2月12日から14日までの3日間にわたって行われ、観客との新たな対話の場を創出します。
『憂國』について
『憂國』は、新婚の中尉が仲間を討伐する命に葛藤し、最終的には切腹を選ぶという物語です。三島由紀夫独自の美学が詰まったこの作品は、究極の悦びと死を繊細に描写しており、その深みは多くの人々に感動を与えています。この度の公演では、演出を担当するジョン・ボーユエンが、視点の分解と入れ替えを通じて新たな舞台の言語を生み出す予定です。
『憂國』はすでに2018年に初演されており、その際にも多くの観客から絶賛を受けました。再演では台湾語や台湾手話を取り入れ、言語の多層性や舞台での表現の可能性を広げます。
演出家の思い
ジョン・ボーユエンはこの作品に多くの重要なテーマが含まれているとし、特に「性愛と死」という要素は舞台表現において非常に挑戦的でありながらも重要であると述べています。彼は、三島が言葉を通して表現した自己と信念の追求を、現代に生きる私たち自身に問いかけています。観客にはこの作品を通じて、三島由紀夫の視座から私たち現代の課題に対する考察を深めてもらいたいと考えています。
暁劇場の20年の歩み
暁劇場はこれまでに40以上の作品を発表し、社会問題や文学、怪談など多様なテーマに取り組んできました。20周年を迎えるにあたり、『憂國』を選んだ理由は、過去の道のりを振り返りながら、新たな旅路を共に歩むためです。また、この作品が日本の観客との新たな対話を形成する一助となることを願っています。
公演情報
- - 公演期間: 2026年2月12日 (木)〜14日 (土)
- - 会場: 下北沢「劇」小劇場(東京都世田谷区北沢2-6-6)
- - 原作: 三島由紀夫
- - 演出: ジョン・ボーユエン
出演者
- - 鄭詠元(ヂェンヨンユエン)
- - 陳家誼(チェンジアイー)
- - 陳渝喬(チェンユイチヤオ)
- - 李至元(リージーユエン)
- - 房佳榮(パーンジアゥローン)
公演スケジュール
- - 2月12日(木) 19:00
- - 2月13日(金) 19:00
- - 2月14日(土) 14:00, 18:00
※受付開始は開演の30分前、開場は20分前です。
チケット情報
- - 一般: 5,000円
- - 世田谷区民割引: 4,500円(要住所確認)
今すぐチケットを購入したい方は、カンフェティの公式サイトでお求めください。
この公演を通じて、台湾発の劇団による新たな視座を体験してみてください。ぜひ劇場に足を運び、共に考え、感じていければと思います。