新年度のオフィス環境に関する調査結果
新年度のスタートに合わせて、株式会社イデックスビジネスサービスが実施した、「オフィス環境とモチベーション」に関する調査結果が発表されました。この調査は、業務環境や働き方に変化のあった会社員1,003人を対象に行われ、7割以上がオフィス環境に何らかの不満を持っていることが明らかになりました。
調査概要
- - 調査期間:2025年4月22日(火)~4月24日(木)
- - 調査方法:PRIZMAによるインターネット調査
- - 調査人数:1,003名
- - 調査対象:新年度に業務環境や働き方に変化があった会社員
この調査では、オフィス環境が働き方やモチベーションに与える影響に焦点を当てています。多くの人々が働く環境に対して「嫌だ」と感じている現実が浮き彫りになりました。
オフィス環境に対する不満
はじめに、オフィス環境に対する不満について尋ねたところ、回答者の約7割が日常的に何らかのストレスを感じていると答えました。
- 具体的には、『よくある(24.0%)』『たまにある(49.6%)』という結果が出ています。
- 不満が多く報告された内容の中では、空調の温度が体調に影響を及ぼすことが最も多く、38.2%が「不満を感じた」と回答しました。
- また、近くの会話や電話の音がうるさいことや、休憩スペースの狭さも多くの人々が集中できない要因として挙げています。
このことから、オフィスデザインには生活の快適さが直接影響を及ぼすことが伺えます。
不満の具体例・音と空気の重要性
調査は次に、空間デザインについての不満を尋ねました。最も多かった回答は「音がうるさい・騒がしい(46.5%)」で、次いで「休憩できるスペースが狭い(45.0%)」及び「空気がこもっている(44.7%)」という回答が続きました。
これらの結果は、視覚的なデザインだけでなく、聴覚的や空気の質といった「見えない要素」への対策が、快適な職場環境の基盤であることを示しており、いかにオフィスの運用が従業員の仕事の質を動かすかを物語っています。
オフィス環境改善への意識
オフィス環境がモチベーションに与える影響を調べたところ、約9割の人が「オフィス環境の改善は職場のモチベーションや企業イメージ向上にもつながる」と考えていることが分かりました。また、他社のオフィス環境を見たときに「働きたい」と感じた方も多く、その要因として「快適な作業環境(57.1%)」や「リラックススペースが充実している(51.6%)」が挙げられていました。
この結果からも、快適性や作業環境の充実は企業選びにおいて重要視されていることが伺えます。
オフィスリノベーションのニーズ
調査結果によれば、オフィスをリニューアルする際に求められるポイントが浮かび上がりました。最も求められていたのは「デスクや椅子の使いやすさ・快適さ(42.0%)」であり、次いで「空調や換気の快適さ(41.9%)」や「リフレッシュエリアの整備(39.6%)」が続きました。これを受け、快適な作業環境を実現するには、オフィスの基本的な設備の見直しと改善が同時に求められています。
まとめ
調査の結果、オフィス環境が会社員のモチベーションに大きく影響していることが明らかになりました。快適な空間が働く意欲を高め、企業のイメージ向上にも寄与する時代となっています。
「WAKURINO(ワクリノ)」のようなオフィスリノベーションサービスでは、オフィス環境の改善を通じて、従業員が快適に働ける空間づくりをサポートしています。
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