ストリーマー・ファン太がavexと契約、音楽デビューへ向けた新たな一歩

ファン太、音楽アーティストとして新たな挑戦

プロeスポーツチーム「ZETA DIVISION」に所属するストリーマーのファン太が、エイベックス（avex）とのアーティスト契約を締結したことが発表されました。これにより、彼はゲーム配信界だけでなく音楽の世界にも足を踏み入れることになります。ファン太は、ニコニコ生放送からキャリアを始め、Twitchにおいても多くの視聴者を獲得するなど、その影響力は急速に広がっています。

特に、2023年9月のTwitchデータによれば、彼は視聴時間ランキングで第5位にランクインし、「Twitchの王」との異名も得たほど。その配信スタイルや個性的なキャラクターで、多くのファンから支持を受けています。ファン太の強みは、単なるストリーマーにとどまらず、多才なエンターテイナーであることです。彼は「歌ってみた」動画をアップロードし、リアルイベントでのパフォーマンスも行ってきました。

ストリートグラフィティロールプレイでの活躍

ファン太は、オンラインコンテンツ『ストリートグラフィティロールプレイ』通称『ストグラ』でもその名を轟かせています。SNS上では彼の名前がトレンド入りし、新たなファンを獲得する一因となっています。この活動は、ファンとの絆を深める要素でもあり、彼にとって大いに意義のあるものとなっています。

今回のavexとの契約に関して、ファン太は「お話をいただいた際には、正直自分なんかが…と思いましたが、後悔したくないと思い決意しました」とコメント。これからは、歌の幅を広げ、その魅力を多くの人に届けていきたいと意気込みを見せています。

大注目のデビューイベント

ファン太の音楽デビューについての詳細な情報は現段階では公開されていませんが、来る2025年4月12日（土）・13日（日）に両国国技館で行われるイベント「超激動 –SUPER GEKIDO–」の中で、何らかの発表がある可能性があります。このイベントでは、彼が参加するストグラのメンバーと共に、舞台上で新しいパフォーマンスを披露する予定で、すでに多くの観客がチケットを手にしています。

チケットは、SS席からA席まで様々な価格帯で用意されており、特典も付いて登場。チケットの入手を希望される方は、ぜひ早めにチェックしてみてください。

ストリーマーからアーティストへ

ファン太は、ストリーマー文化の黎明期より活動してきた人物で、ニコニコ動画の声真似配信者として高い人気を誇るようになりました。その後、ゲームコミュニティの招待制サーバーにも参加し、より多くの機会を得る中で、次第に音楽の分野にもその影響力を拡大させてきました。

彼の歌唱力はすでにファンの間でも評判で、2024年5月に公開した「ラブ・ミー・ドゥ」のカバー動画は36万以上の再生回数を記録し、話題となりました。これからもストリーミング活動と並行して、アーティストキャリアを積むファン太から目が離せません。