新カリキュラム開発
2025-11-13 10:51:18

デジタルハリウッドとベネッセが共同開発!高校向け新カリキュラムを2026年春に提供開始

高校教育に新たな風を吹き込む「探究×情報」カリキュラム



デジタルハリウッド株式会社がベネッセグループとタッグを組み、高校教育現場を新しくリードするカリキュラム「探究×情報」を開発しました。この新しい教育プログラムは、2026年4月から全国の高等学校で提供される予定です。この革新的なカリキュラムは、文部科学省が指導する「情報Ⅰ・Ⅱ」と「総合的な探究の時間」に対応し、社会でますます重要となるAIやデジタル技術を用いた創造的思考力や課題解決力を生徒に育むことを目的としています。

新カリキュラムの背景



教育界は一つの大きな転換期を迎えています。本カリキュラムの開発は、AIやデジタル技術が我々の社会基盤となる中、どのように教育が変化し、進化していくかという問いへの答えでもあります。2025年の中央教育審議会の指針でも強調されているように、情報技術を自在に操ることが、今後の教育において不可欠となっています。

デジタルハリウッドは、全国の高等学校や自治体と連携し、現場に即したデジタル教育を推進してきました。高等学校DX加速化推進事業(DXハイスクール)などを通じて、実践的なデジタル教育の支援を行い、その成果を踏まえた上で今回の新しいカリキュラム開発に至ったのです。

DXハイスクールと新カリキュラム



DXハイスクールは、高校でのデジタル教育を重視した取り組みであり、必要な環境の整備に対して経費の支援を行います。令和7年度には、全国で1,191校が採択され、その中には多くの先進的な取り組みを行う学校が含まれています。これらの学校を支援することで、生徒がデジタル技術を駆使し、創造的に学ぶ環境を整えています。

新たに開発された「探究×情報」カリキュラムにおいては、情報教育と探究学習が融合され、学ぶ楽しさや興味を引き出す体験が提供されることが期待されています。これにより、教育現場での教員不足やカリキュラムの不足といった問題も解決されるでしょう。

オンライン研究会の開催



カリキュラムの正式リリースを前に、2025年11月27日にはオンライン研究会が開かれます。これは、高校教員や教育委員会関係者を対象としたもので、最新の「探究×情報」授業支援カリキュラムについての具体的な内容や授業モデルが紹介される予定です。早稲田大阪高等学校の米田謙三氏を講師に迎え、DXハイスクールの取り組み傾向や今後の教育の展望について議論が交わされる予定です。

定員は200名で、参加は無料。この機会に、新たな教育の在り方について学ぶことができる貴重なチャンスです。

教育の未来を形作るデジタルハリウッド



1994年に設立されたデジタルハリウッド株式会社は、日本におけるデジタルコンテンツの教育を先導してきた実績があります。全国各地にある専門スクールやラーニングスタジオを通じて、多くの卒業生を輩出しており、創造的で実践的なデジタル人材の育成に尽力しています。

共に教育の未来を築いていくデジタルハリウッドとベネッセがご提供する全国の高校向けの新たなカリキュラム「探究×情報」にどうぞご期待ください。この新しい教育はすべての生徒に新たな学びの体験を提供し、彼らの可能性を引き出す貴重な手助けとなるでしょう。


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