がん治療の新時代を切り開く "NIPP"治療法
近年、日本のがん死亡率は増加傾向にあり特に子宮がん、膀胱がん、直腸がんは多くの患者に影響を及ぼしています。したがって、これらのがんに対する新たな治療法の開発が急務です。このたび、医療系ベンチャー企業であるメドキュレーション株式会社は、渋谷で記者説明会を開催し、カテーテルを用いた革新的ながん治療法「NIPP(閉鎖循環下骨盤内非均衡灌流療法)」を紹介します。
NIPP治療法の紹介
NIPPは、骨盤内におけるがん治療の選択肢として期待されています。この治療法は、カテーテルを用いて特定の領域に薬剤を直接投与することによって、より効果的な治療を実現します。これにより、従来の治療法と比較して副作用を軽減し、患者の生活の質を保つことが可能です。がん治療における選択肢が増えることで、患者が自らの希望やライフスタイルに合った治療を選びやすくなることが期待されます。
記者説明会の概要
説明会は、2025年6月17日(火)14:00からTKPガーデンシティ渋谷にて開催されます。同時にオンライン参加も可能で、参加費は無料です。定員は会場60名、オンラインは制限なしです。参加希望の方は事前に申し込みが必要で、詳細は公式サイトにて確認できます。終了後には交流会も設けられており、名刺交換の場としてもご利用いただけます。
詳細なタイムテーブル
説明者:小野澤志郎医師
内容:NIPP治療法の概要、保険適用の必要性及び質疑応答
名刺交換会
医師紹介
当日の講演を行う小野澤志郎医師は、杏林大学放射線医学教室の准教授であり、NIPPワーキンググループのメンバーです。彼は25年以上にわたりカテーテル治療に携わっており、今回の説明会では治療法の詳細とこれまでの臨床研究の結果を紹介します。医療技術の進展を踏まえ、更に多くの患者にNIPPが届くことで、将来の治療選択肢となることが期待されています。
最後に
6月21日は「がん支えあいの日」です。この日はがん患者やその家族を支えるための様々な活動が行われます。今回の記者説明会も、がん治療に関心を持つ方々にとって重要な機会となるでしょう。ぜひ、この新しい治療法NIPPの情報を得るためにご参加いただき、治療選択肢の拡大を目指しましょう。