科学の未来を担う高校生を支えるカクタス・コミュニケーションズ
日本の若い研究者たちが自己の研究を国際的な舞台で発表する機会、国際学生科学技術フェア(ISEF)。今年で2025年を迎えるこの大会で、カクタス・コミュニケーションズは出場する高校生たちに支援を続けています。3年連続での支援は、彼らが世界の舞台で輝くために必要なサポートとなっています。
ISEF2025とは?
ISEFは、世界中の約700万人から選ばれた1800人以上の高校生が参加する科学研究コンテストです。21の分野において、優秀賞が授与され、参加者は自身の研究成果を発表する機会を得ます。今年は米国オハイオ州コロンバスで、5月10日から16日の7日間にわたり開催されました。
カクタスは日本サイエンスサービス(NSS)と連携し、National Representativeとして参加する高校生12組の英語面での支援を担当しました。具体的には、研究計画書や発表用スピーチの校正、発表練習時の音声提供など、英語のサポートを行いました。
英語支援の重要性
科学的発表において、研究内容を明確に伝えるための英語力は欠かせません。特に国際的な場においては、言語の壁を越えて研究の意義を伝える力が求められます。NSSの村本准教授は、「英語での支援は非常に心強い存在」と語り、発表準備を通じて論理的な構成力や国際的な視点が育まれたと感じています。学生たちからも、英語に不安を持つ中での支援が大変助けになったとの感想が寄せられています。
AIを活用したサポート体制
さらに、カクタスは研究者向けのAI英文校正ツール「Paperpal」を無償で提供し、英文の事務手続きの効率化を図りました。このツールにより、彼らはプロ校正者に近い精度の英文チェックができ、自身の研究発表の質を高めることができました。
結果と今後の取り組み
感謝の声に耳を傾けつつ、今年は環境工学部門で優秀賞3等、物理学・天文学部門で優秀賞4等を受賞する等、素晴らしい成果を収めました。カクタスはこれからも次世代研究者の支援を通じて、科学の未来を描くサポートを積極的に進めていく方針です。
日本サイエンスサービスの活動は、科学の楽しさを広める取り組みとして注目されており、後輩たちの自由研究のサポートや研究ファンの育成を行っています。カクタスは、こうした活動に共鳴し、高校生たちの挑戦を支えていくのです。
ISEFへの挑戦は、ただのコンテストではなく、若い研究者たちにとっての成長の機会です。カクタス・コミュニケーションズは、未来の科学者たちのための架け橋となるべく、今後も支援を続けていくことでしょう。