岡山大学附属小学校、台湾の小学生とオンライン交流を実施

岡山大学附属小学校と台湾とのオンライン交流

2025年12月17日、岡山大学附属小学校は台湾・高雄市の3つの小学校とオンラインで交流を行いました。この交流は国立台湾師範大学の宋蕙伶教授と元岡山大学教育学部の伊藤敏幸先生の提案を受けて実現したものです。両教授は、今年5月に岡山大学を訪れ、大学の関係者と協議を行い、交渉を進めてきました。

交流の内容

交流会では、岡山大学附属小学校と台湾の廣興國小学校、後紅國小学校、新興國小学校が参加し、子どもたちは互いに英語で自己紹介や学校の特徴を発表しました。このような言語を超えた交流は、今後の国際理解を深める良い機会となります。

特に印象に残ったのは、両国の児童たちによる音楽のパフォーマンスです。岡山の児童たちは、何度も練習を重ねたジブリメドレーを披露しました。スクリーン越しで見ていますが、台湾の仲間たちに自分たちの演奏を届けられることに、児童たちは目を輝かせていました。

台湾側の児童たちも、自校の紹介の後、合唱や楽器演奏を行い、お互いのパフォーマンスを拍手で称え合う様子が印象的でした。モニター越しながら、共に楽しむ雰囲気はとても温かく、児童たちの距離を縮める良い経験となったことでしょう。

交流の未来

岡山大学附属小学校は、今後もこのようなオンライン交流を続けていく意向を示しています。また来年度には、台湾の児童たちが岡山大学附属小学校を訪問する計画もあるとのことです。日台の交流を通じて、双方が互いの文化を理解し、友情を育む機会が増えていくことを期待したいですね。

この試みは国際交流だけでなく、地域間のつながりを深める意味でも大切な活動です。岡山大学とその附属学校が地域中核・特色ある研究大学として進む道のりを、多くの人々が応援することでしょう。

岡山大学附属小学校は、今後も新たな取り組みを通じて地域に貢献していくことが期待されます。持続可能な社会に貢献する教育の一端を担う存在として、これからも注目が集まることでしょう。