アウディの新たな挑戦:芝公園のAudi charging hub
アウディ ジャパンが東京都港区芝公園に新しい急速充電施設「Audi charging hub」をオープンしました。この施設は、アウディの電気自動車ユーザーのみならず、すべての電気自動車(EV)利用者にも開放され、充電インフラの拡充に寄与します。
課題を解決する都市型充電拠点
現代の都市生活においては、充電インフラの不足や自宅での充電が難しいという悩みが多く存在します。特に都心部では、車両の充電に必要な時間を有効に使えないという声も多く聞かれます。この「Audi charging hub 芝公園」では、最大出力150kWの超急速充電ポートが2台分設置されており、短時間での充電を可能にしています。
パワーエックスが開発した大容量蓄電池を搭載した「Hypercharger」を採用することで、電力系統への負荷を軽減しつつ、急速充電が実現されています。そのため、利用者はスムーズに充電できる環境が整えられています。
Audi charging hubの拠点展開
今回の芝公園の充電施設は、アウディが世界中で展開している「Audi charging hub」の8つ目の拠点であり、日本での2つ目の施設ではあります。2024年に開設された紀尾井町の充電施設に続き、東京エリアでの電気自動車ユーザーをサポートする重要なスポットとして位置付けられています。
充電中には、アウディQ8 Sportback e-tronモデルをはじめとする充電中の車両のオーナーが利用できるラウンジも用意されており、待機時間を快適に過ごせる工夫がされています。
充電器の利用と登録方法
「Audi charging hub 芝公園」の利用は、事前の会員登録が必要です。登録を行った後、専用の「PowerXアプリ」を通じてスムーズに利用することができます。詳細についてはアウディジャパンの公式サイトを確認することをおすすめします。
この充電器は「CHAdeMO 2.0.2」に対応しており、他ブランドの電気自動車ユーザーも利用可能なため、広く普及が期待されています。また、プレミアムチャージングアライアンスのメンバーも対象とした特別サービスが提供されています。
まとめ
アウディの「Audi charging hub 芝公園」は、都市部における急速充電インフラの不足を解消する重要な施設です。すべてのBEVモデルのユーザーが利用できるこの新しい拠点が、電気自動車の普及と利便性の向上に大きく寄与することが期待されます。皆さんも、充電が必要な際にはぜひ芝公園の充電施設を利用して、利便性を実感してみてはいかがでしょうか。