ミャンマーの大地震に対する緊急支援呼びかけ
2023年3月28日、日本時間で15時20分頃、ミャンマーでマグニチュード7.7という大規模な地震が発生しました。この地震によって、人的被害や多くの建物の倒壊が報告され、地域社会は深刻な影響を受けています。周辺の国々、特にタイ、バングラデシュ、インド、ラオス、中国でも揺れを感じた人が多く、国際的にも緊急支援が求められています。
この地震は、過去100年の間で最大規模とされており、公式発表ではすでに153人の方が亡くなり、732人が負傷していますが、今後も被害者数が増えると予想されています。特に震源地に近いマンダレーからの情報はまだ集まっておらず、各種通信網や電力の寸断が影響し、状況確認が難航しています。アメリカ地質調査所(USGS)は、最終的な死者数が1,000人を超える可能性があるとしています。
ADRA Japan(アドラ・ジャパン)は、当地での支援活動を最優先に既に準備を進めています。この認定NPO法人は、東京都渋谷区に本部を構え、世界120ケ国で展開する国際NGOです。ADRAの緊急支援ディレクター、マリオ・オリヴェイラ氏は、次のようにコメントしています。「多くの命が失われ、大きな被害が出ていることに心が痛みます。私たちは状況を見守りつつ、被災地の必要に応じた支援を提供するために行動しています。交通手段やインフラが破壊されている現場ではアクセスが困難で、支援が遅れる可能性もありますが、私たちは支援が必要な最も困難な立場にある人々に届くよう努めます。」
ADRA Japanは、被災が大きかった地域に向けて、緊急支援を展開し、具体的には住居、食料、水質確保、医療支援などを提供する体制を整えています。しかし、これらの活動には皆様の支援が不可欠です。
あなたも今すぐ、ADRA Japanの募集している「ミャンマー地震緊急募金」にご参加いただけます。寄付は1,000円から受け付けており、これにより被災者への迅速な支援が可能になります。温かいご支援をお待ちしております。
さらに、社内募金の取り組みなども大歓迎です。ADRAでは、専用の募金フォームの作成も可能で、詳細は当ウェブサイト内の問い合わせフォームからお尋ねください。
ADRA Japan 緊急募金の利用方法
各地で様々な状況にある方々への支援が待たれています。ADRA Japanでは、すべての人々が安全で安心して生活ができる未来を目指して、持続的な支援活動を展開しています。