セキュリティ市場の展望
2025-03-12 14:45:51

展示会で見えた新たなセキュリティ市場の展望とデータの重要性

先週、東京ビッグサイトで開催された『SECURITY SHOW』において、ビックカメラグループの株式会社ラネット(本社:東京都豊島区)が展開するネットワークカメラサービス「キヅクモ」が注目を集めました。今回の展示会では、来場者数をリアルタイムで可視化する新たなマーケティング機能を駆使し、特に防犯対策だけでなく、そのデータをマーケティングにどう活用できるかという観点も評価されていました。

参加者数の可視化


ラネットはブース内にキヅクモカメラを設置し、「人数カウント」と「ヒートマッピング」の機能を用いて、4日間にわたる来場者数を詳細に計測しました。ブース正面の通行者数は18,611名、側面(左側)6,390名、右側9,800名で、合計34,801名がブースを訪れたという結果を得ました。このデータからは、午後の来場が特に多く、昼食後に展示会を回遊する傾向が伺えました。

来場者数の動向


最終日の4日目は特に多くの来場者が集中し、天候も影響し3日目から数が増加したことが示されています。来場者数をリアルタイムで捉え、混雑に対応すべくスタッフを増員する対策も効を奏しました。

ヒートマッピング機能


ヒートマッピングは、ブース内で特に来場者が長く滞在した場所を色合いで視覚化する技術です。実際に来場者が操作できるデモ体験用のPC付近で特に色が濃くなり、具体的なデモやサービスに対する関心が高いことが確認されました。さらに、ブースで展示したカメラとドアベルが、多くの注意を引いていることも示されています。

新製品の発表


展示会の目玉のひとつは、屋外防犯ニーズに応える新製品「ADC-VC729P」です。この製品は太陽光発電施設や建設現場の資材盗難対策を目的としており、来場者からの関心も非常に高いものでした。特にセンサー、マイク、カメラを一台に集約する便利さが評価され、多くの実用的なアイデアを受け取ることができました。

お客様の声


実際に来場された方々の声からは、統合された機能によって設置の手間やコストを削減できるとの評価が寄せられ、特に赤青の警告灯モデルが、夜間の視認性向上と抑止力を高める効果があると好評です。この新製品は、屋外でのセキュリティシステムとして求められているニーズにしっかりと応えていることが明らかになりました。

未来への展望


ラネットは、今回得たデータとお客様のフィードバックをもとに、今後「キヅクモ」の機能改善を進め、さらに幅広いニーズに応えるセキュリティソリューションを提供していく方針です。展示会は、セキュリティ市場の新たな動向を見つめ、未来の方向性を考える貴重な機会となりました。このようなデータの可視化は、今後の展開において重要な要素となるでしょう。

【会社情報】
• 会社名:株式会社ラネット
• 所在地:東京都豊島区東池袋一丁目18番1号 Hareza Tower 15F・16F
• 設立:2002年8月26日
• 資本金:5億円
• 主な事業内容:モバイル、MVNO、コンテンツ、教育、ソリューション、VR、ネットワークカメラ事業など。
【サービスサイト】キヅクモ


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