東洋製罐グループ、ESG投資指標に初選定
東洋製罐グループホールディングスが、この度「Dow Jones Sustainability Asia Pacific Index」構成銘柄に初めて選定されました。これは、ESG(環境・社会・ガバナンス)における優れた取り組みを評価する国際的な指標として広く知られるもので、アジア・太平洋地域の代表的な企業の中で、持続可能性の観点から特に評価された企業が選定されます。
DJSIとは?
「Dow Jones Sustainability Index(DJSI)」は、S&P Dow Jones Indices社とRobecoSAM社が共同で開発したESG指標であり、企業の持続可能性を評価するための基準を提供します。DJSIには大きく二つの側面があり、その一つが【環境】【社会】【ガバナンス】の各要素から企業活動を詳細に評価し、持続可能な企業を特定することです。特に、DJSI Asia Pacificは約600社の企業を対象に、その中でも特にESGへの取り組みに優秀とされる上位20%の企業が構成銘柄として選ばれます。
東洋製罐グループの取り組み
東洋製罐グループは、1917年に創業し、長年にわたり包装容器を中心とした事業を展開してきました。2021年には「長期経営ビジョン2050」を策定し、持続可能な社会の実現に向けての道筋を明確にしています。具体的には、
- - 多様性受容の促進:すべての個人が自分らしく生活できる社会の実現を目指しています。
- - 環境負荷軽減:未来の世代に豊かな地球環境を引き継ぐため、環境に優しい事業運営を進めています。
これらの取り組みがESG投資において高く評価され、DJSI Asia Pacificの構成銘柄に初選定されることとなりました。
企業の未来とコミットメント
今後も東洋製罐グループは、社会的責任を果たしながら、グローバルな視点で持続可能な事業を展開していくことを明言しています。また、2050年に向けて「くらしのプラットフォーム」の実現を目指し、安心、安全、豊かさをすべての人に提供することにコミットしています。これにより、すべてのステークホルダーの価値が最大化されることを目指しているのです。
最後に
このように、東洋製罐グループの初選定は単なる栄誉ではなく、長期的なビジョンに基づいた確固たる実績の証でもあります。これからのESG投資がさらに重要視される中で、同社がどのようにその経営理念を実現していくのか、注目が集まります。
これからの活動に期待ですね。