青山で新たな壁画が完成!ドラゴンボールの願い
2024年最後の壁画が東京・青山に誕生しました。この特別なミューラルは、漫画家・鳥山明氏の作品『ドラゴンボール』をモチーフにしており、辰年のフィナーレを飾るものとして制作されました。壁画を手掛けたのは、株式会社OVER ALLsのアーティストたちです。彼らは、皆が抱く夢や願いを壁画に込めることをモットーにしています。
壁画制作の背景
この壁画が完成したのは、OVER ALLsの本社ビル、トーキョーミューラルスクエアの外壁。鳥山明氏が今年空へ旅立たれたことを受けて、彼の作品に敬意を表しながら、次の年への願いを込めて描かれることが決まりました。特に、ドラゴンボールの主人公・孫悟空は、多くの人々にとって青春の象徴であり、彼にインスパイアされたアーティストが数多く存在します。このことから、壁画は夢の象徴であり、訪れる人々に希望を与えるものとなります。
壁画の背景には、令和6年にちなんで『ドラゴンボール』の第6巻までが描かれており、来年には第7巻も追加予定です。これは新年を迎えるにあたって、皆の願いが叶うようにとの思いが込められています。実際、ドラゴンボールが7個集まることで願いが叶うことから、特に意味深い内容となっています。この壁画の前を通る人々は、自然とその力強いメッセージを受け取ることでしょう。
過去の壁画について
OVER ALLsはこれまでにも特別な壁画を制作してきました。例えば、2024年3月には日本の野球界のスター、大谷翔平選手を題材にした壁画が公開され、11月にはトランプ次期大統領の壁画が続編として描かれる予定です。さらに、12月には旧一万円札の福沢諭吉をテーマにした壁画も登場します。これらの作品は、日々の生活に彩りを添えると同時に、それぞれの壁画には強いメッセージ性が込められています。
トーキョーミューラルスクエアの発展
トーキョーミューラルスクエアは、外苑前交差点に位置するOVER ALLs本社ビルの壁面にテーマごとに新しいミューラルが描かれる場所として、これからも進化を続けていく予定です。米国のタイムズスクエアのように、街中の壁面をメディアとして活用し、次々と新たなアートを展開していく考えです。
代表・赤澤岳人の信念
OVER ALLsの代表、赤澤岳人氏は、自身の経験から得た「夢」「希望」「浪漫」といった感情を取り戻すため、ミューラルを通じて社会にメッセージを発信し続けています。彼自身も「ロスジェネ世代」の中で多くの困難を乗り越えてきた経験を持ち、この活動にかける熱い思いの表れです。
以上の理由から、青山のこの壁画は単なるアート作品以上の意味を持っているのです。また、壁画が持つ力を通じて、多くの人々が新たな希望を見いだせることを願っています。是非、青山を訪れた際には、トーキョーミューラルスクエアでこのドラゴンボールの壁画を見ながら、自身の願いを込めてみてはいかがでしょうか。