キユーピーの新方針
2025-05-13 12:49:23

キユーピー、賞味期限表示を変更し食品ロス削減を目指す取り組みを拡大

キユーピー株式会社は、著名なマヨネーズブランドにおいて、賞味期限の表示方法を「年月表示」に変更する新たな取り組みを発表しました。この変更は、2024年12月に450gと350gのマヨネーズから始まり、2025年7月製造分からはさらに多くの商品に拡大される予定です。具体的には、ポリボトルの小容量サイズ(50g、130g、200g)や特別なデザインの瓶入り商品(トムとジェリーとのコラボなど)、平飼い卵マヨネーズも対象となります。

この変更には、食品ロスの削減と物流効率の向上という二つの大きな目的があります。日本において、年間約472万トンもの食品が廃棄されており、その中にはまだ食べられるものも多く含まれています。賞味期限を年月表示にすることで、消費者が食品を無駄に捨てることが減り、保存機能を生かした消費が促進されると期待されています。また、賞味期間が延長されることにより、製品の流通もよりスムーズになるでしょう。

具体的には、キユーピー マヨネーズのうち、平飼い卵マヨネーズを除く5種の賞味期間が12カ月から13カ月に延長され、平飼い卵マヨネーズも10カ月から13カ月に引き上げられます。これにより、実際に店頭で見かける商品の消費期限が明確になり、消費者が安心して購入できる環境が整います。

今回の取り組みは、保存テストを経て品質が保たれていることを確認した上で実施されるもので、消費者への信頼を提供し続けるためにも重要な一歩と言えるでしょう。キユーピーは持続可能な社会の実現を目指して、食品ロスの削減だけでなく、さらなる積極的な施策を立案し、実行に移す意向を示しており、この流れは今後も続くことが予想されます。

このような背景から、キユーピーは環境問題と向き合う企業としての姿勢を打ち出し、消費者に向けたメッセージを強化しています。これにより、消費者が食品選びで同社を選ぶ際の基準となるでしょう。また、食品業界全体による食品ロス削減運動へもリーダーシップを発揮することが期待されます。

今後、キユーピーのマヨネーズや他の関連製品に対する消費者の反応を注視しつつ、ブランド戦略や企業のサステナビリティに関する取り組みを見守っていきたいと思います。また、これらの取り組みに関する情報は、キユーピーのサステナビリティサイトでもご覧いただけます。


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