新漢字管理ツール登場
2025-05-13 08:38:51

IBM i向け漢字管理ツール「i-CGU」が2025年に登場!新機能を搭載した進化版

株式会社アイエステクノポートが発表した新しい漢字管理ツール「i-CGU」は、IBM i (AS/400)ユーザー向けに2025年5月13日にリリースされることが決まりました。このツールは、以前の「CGU」(文字作成ユーティリティー)のサポートが2025年4月30日に終了することを受け、その代替として開発されました。新たに提供される「i-CGU」は、CGUと同様の機能を備えながらも、ユーザー目線で操作性が大幅に改善されています。

「i-CGU」の特長


「i-CGU」は、特に次のようなニーズを持つIBM iユーザーに向けられています。外字を頻繁に使用する方や、JIS2004に対応した漢字を追加したい方、さらにはCCSID1399の採用を検討している方など、多様なニーズに応える機能が詰まっています。

主なメリットは次の4つです:

1. IBM i 7.6以降も完全サポート
旧版はサポートが終了しましたが、「i-CGU」はIBM i 7.6以降でも使用が可能です。これにより、既存のデータの修正や削除もIBM i内で行えるため、安心して利用できます。

2. 文字の一覧表示機能
「i-CGU」では、システム漢字や外字を視覚的に確認することが可能です。フォントイメージが一覧表示されるため、どの文字を選択するかが簡単に判断できます。

3. 新拡張文字の照会
CCSID 1399で使用できる新しい拡張文字を確認できる機能が搭載されています。これにより、登録外字の削減が可能となり、煩わしい文字のコピー&ペーストがスムーズに行えます。

4. 全ての処理が内部で完結
「i-CGU」はIBM iの内部で全ての処理を行うため、追加のサーバーは一切不要です。システムに直接干渉せず、安全に外字の編集を行えます。

具体的な操作方法


「i-CGU」では、登録されている外字の一覧から直接編集や複写、印刷が可能です。また、システム漢字を複写元として利用する場合も、一覧照会から簡単に操作できます。さらに、CCSID 1399に対応した拡張文字を確認することができ、旧イメージや複写元イメージを参照しつつ、新しいイメージの作成や編集ができます。

イメージの印刷では、24x24サイズと32x32サイズを同じページで比較できるため、印刷時の利便性も向上しています。

料金と稼働環境


価格については、お取引のあるパートナーや直接アイエステクノポートにお問い合わせが必要です。また、IBM iでの稼働が推奨されており、最新PTFも導入しておくことが望ましいです。

セミナー情報


「i-CGU」の詳細は公式ページで確認できますが、製品紹介のためのWeb開催セミナーも定期的に実施予定です。こちらのスケジュールについても、公式サイトにて最新情報を掲載する予定です。

会社情報


株式会社アイエステクノポートは1990年に設立され、東京都港区に本社を置いています。IBM i 搭載Power System用のツールやアプリケーションソフトの開発、販売を行っており、最新の技術を活用した情報システムのコンサルティングや運用、保守にも対応しています。詳細は公式サイト(https://www.istechnoport.com)を参照してください。


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