東京の大型客船が通信環境を革新
東京・竹芝桟橋から伊豆諸島方面へ航行する大型客船「さるびあ丸」と「橘丸」が、現在提供している衛星通信サービスに進化を遂げます。これまで、海上では 陸地から離れるに連れてデータ通信速度が低下する状況がありましたが、2025年2月1日(土)から衛星通信サービス「Starlink」を本格運用開始することが決定しました。
Starlinkの導入背景
この度のStarlink導入は、東海汽船株式会社が顧客からの強い要望に応えた形となります。特に、移動中でも快適にインターネットを利用したいというニーズが高まっており、それに伴い国内最大級の大型客船でも優れた通信環境を提供することが求められていました。
Starlinkは、最先端の衛星通信技術を駆使しており、地上のインフラに依存しないため、広範囲にわたって高速度のデータ通信を実現します。これにより、船内のお客様は、航行中でもストレスなくインターネットを利用できるようになるのです。
利用詳細と注意点
新サービスは、船内のレストランおよび案内所で利用可能で、営業時間に従ってサービスを受けられます。ただし、船内レストランでは、営業終了後には利用ができない時間帯があり、事前の確認が推奨されます。
なお、トライアル利用は2025年1月31日(金)の夜行便まで行われますので、興味がある方はこの期間中にぜひ体験してください。この新しいサービスが普及し、利便性が向上することにより、より多くの新しい出会いと素敵な思い出を作っていただけることでしょう。
未来の航海が楽しみ
「さるびあ丸」と「橘丸」の運航は、今後もさらなるサービスの向上を図りつつ、旅行者が心地よく過ごせる環境を提供していくことを目指しています。美しい伊豆諸島への航海を楽しむだけでなく、快適な通信環境の向上により、旅がさらに充実することが期待されます。
今後の情報や詳細な利用方法については、東海汽船の公式ウェブサイトを通じて発表される予定ですので、ぜひチェックしてみてください。
大型客船の魅力が、さらに広がる新たなサービスの導入を心待ちにしている皆様にお伝えできることを嬉しく思います。