ギブリー、AIエージェントピッチで最優秀賞を受賞！監査業務の効率化を実現

ギブリーがAIエージェントピッチで栄誉の受賞

株式会社ギブリーは、2025年6月6日に東京で開催された「Copilot Agent Pitch Day」において、最優秀賞を獲得しました。この賞は、日本マイクロソフトが主催する業務特化型AIエージェントのユースケースを競うピッチイベントで、世界中の企業が参加しています。

Copilot Agent Pitch Dayについて

「Copilot Agent Pitch Day」では、参加企業がMicrosoft 365 Copilotを利用した独自のAIエージェントソリューションを発表し、その実装力や提案力が審査されます。今回のイベントには多くの企業が参加しており、審査はイノベーション、ビジネスモデル、ビジネスインパクト、技術的実装、ユーザーエクスペリエンスの5つの観点から行われました。その中でギブリーは独自の「監査業務効率化エージェント」を発表し、見事に最優秀賞に輝きました。

監査業務効率化エージェントとは

ギブリーが開発した「監査業務効率化エージェント」は、現状の監査報告書作成にかかる時間を大幅に短縮することを目的としています。現在、監査業務には多くの時間がかかり、約1週間を費やしているという非効率な状況が続いていました。これは監査員が各拠点で独自の監査メモを作成し、その後の報告書作成に膨大な時間を要するためです。

この課題に対し、ギブリーは以下の4段階で動作するAIエージェントを開発しました。

1. 監査業務用AIエージェントの起動
監査メモが格納されたフォルダを指定します。

2. Excelで自動要約
複数の監査メモを要約し、指摘内容をトピックス化します。

3. 整合性チェック
内容の整合性を確認し、誤りがあれば担当者に通知します。

4. 報告書の自動生成
最終的な監査報告書をWord形式で生成します。

このシステムはMicrosoft Copilot StudioとAzure OpenAI Serviceを基盤に構築されており、Microsoft TeamsやPower Automateとも統合されているため、業務フローがシームレスに実現されています。

期待される効果

このエージェントを導入することで、課長の報告書作成業務は完全に自動化され、部長の業務も大幅に効率化されることが見込まれています。これにより従来1週間かかっていたプロセスが、1日に短縮されることが期待されています。この業務の効率化と高い再現性が高く評価され、最優秀賞を受賞するに至りました。

今後の展望

ギブリーでは、今回の受賞を契機に、Copilot StudioやPower Automateを活用したAIエージェントの開発・導入支援をさらに強化していく予定です。AIエージェントの設計から導入・構築、実際の活用まで一貫して支援する体制を整えています。

興味のある方は、こちらからお問い合わせください。

ギブリーの企業ビジョン

ギブリーは「すべての人が物心豊かな社会を実現する」というビジョンを掲げ、生成AIやAIエージェントなどの分野で活動しています。これまでに4000社以上の支援実績があり、AI業務効率化事業やAI共創開発事業、デジタル人材の採用・育成事業などを展開しています。ギブリーは、今後もAIを活用したソリューションを通じて企業の成長をサポートしていきます。