大和ネクスト銀行による寄付金贈呈式
2025年7月14日、株式会社大和ネクスト銀行は「在宅医療のこどもたち応援定期預金」を通じて、大阪母子医療センターに寄付金を贈呈しました。このお金は、医療的ケアを必要とする子どもたちやその家族の支援に役立てられます。
寄付金贈呈式では、大阪母子医療センターの樋口副院長からの感謝の言葉がありました。彼は「寄付金をいただき、ありがとうございます。いただいた資金は、医療的ケアが必要な子どもとその家族のサポートに充てさせていただきます。今後ともご支援をよろしくお願いいたします」と述べました。この言葉からも、大和ネクスト銀行の寄付がどれほど重要であるかが伝わります。
寄付金の使い道と医療的ケアの重要性
贈呈式では、2025年4月に寄付を使って購入された医療的ケアを行うための練習用人形も紹介されました。この人形は、実際に使用する医療機器がどのように体内に挿入されるのかを視覚的に理解できる設計になっています。近年、在宅で人工呼吸器を使用しながら生活している子どもたちの数は、過去10年でほぼ10倍に増加しています。これにより、家庭だけでなく、保育園や学校、地域活動にかかわる全ての人々に対して、医療的ケアの実践機会がますます求められています。
大阪母子医療センターの役割
大阪母子医療センターは、大阪南部に位置する周産期や小児医療の専門病院です。ここでは、医療的ケアを必要とする多くの子どもたちに対して、高度な医療を提供し、支援しています。特に、在宅で人工呼吸器などの医療器具を必要とする患者の受け入れや支援に努めており、これが地域における大切な役割の一つとなっています。
大和ネクスト銀行の「応援定期預金」
大和ネクスト銀行が提供する「応援定期預金」は、さまざまな社会貢献活動を支援するための金融商品となっています。預金者は、預入額に応じた一定割合の金額を選択した団体や活動に寄付することができます。この仕組みを通じて、お客様の資産形成と社会貢献の両立が図られており、参加者の善意を形にすることができます。
この定期預金は、円や米ドルで利用することができ、10万円以上の預入れからスタートできます。預入れ期間も多様で、1ヶ月から5年まで選べるため、自分のライフプランに合わせた利用が可能です。ただし、寄付行為としての法的証明書は発行されないため、詳細については自身で専門家に相談することが必要です。
結論
大和ネクスト銀行は、寄付を通じて社会課題に貢献できる金融機関として、医療的ケアが必要な子どもたちの支援活動を続けています。本寄付金贈呈式は、その具体的な一歩とも言えます。今後も地域社会のニーズに応え、子どもたちの未来を明るくするための活動を応援していくことが期待されています。