Sasuke Financial Lab、M&Aを通じた成長戦略の強化
Sasuke Financial Lab株式会社(以下「当社」)は、ナビナビ保険を運営する株式会社エイチームフィナジー(以下「エイチームフィナジー」)を完全子会社化することを発表しました。この株式譲渡は2025年8月1日を予定しており、当社が目指す保険代理店業界の再編に向けた第一歩となります。
エイチームフィナジーとは?
エイチームフィナジーは2019年に設立され、大阪に位置する企業です。保険に関する情報を提供する比較サイトや、ナビナビ保険という保険代理店事業を展開しています。顧客のニーズに基づいた多様なウェブサービスを開発し、利用者に対して効果的なソリューションを提供してきました。
本M&Aの目的
当社のM&Aは、保険業界におけるデジタル化の進展や顧客接点の拡大を図るためのものです。従来の対面営業に加え、インターネットやSNSの活用が進む現在、デジタル環境でのプレゼンスをさらに強化し、市場での競争力を高めていきます。具体的には、ナビナビ保険の豊富なデータと集客ノウハウを活かし、AIやアルゴリズムを用いた最適な保険提案を実現することを目指しています。
日本の保険市場の現状
日本の保険市場は40兆円を超える規模を誇る一方で、その流通構造は非常に分散しており、効率的とは言えません。多くの代理店が小規模で運営されているため、デジタルマーケティングやIT投資に対する規模のメリットが欠如しているという課題があります。このような状況において、当社は保険流通のデジタル革新を進め、業界全体の生産性向上に貢献する姿勢を貫いています。
今後の展望
今後も当社は年間数件のM&Aを実行し、国内の保険流通グループでトップクラスの地位を目指します。保険業界のデジタル化を加速させるため、業界全体の働き方改革も進めていく考えです。これにより、顧客にとってより良い体験を提供し、安心して保険選びができる環境を整えることが私たちの使命です。
コのほけん!の役割
当社が運営するデジタル保険代理店「コのほけん!」は、保険の見積もりから申込みまでをデジタル化し、利用者が直感的に操作できるよう設計されています。イラストやインフォグラフィックスを通じて、複雑な保険商品の情報を分かりやすく提供し、口コミや専門家の評価も取り入れたオールインワンの保険比較プラットフォームです。
まとめ
Sasuke Financial Labは、エイチームフィナジーとの統合を通じて、保険代理店業界のデジタル化を加速し、顧客体験の向上を図ります。今後も新しい経営戦略を展開し、日本最大の安心インフラの構築を目指し、保険業界の中心的な存在として成長していく所存です。夢見る未来を実現するため、私たちの挑戦は続きます。