トーチ株式会社、研究現場を革新する新システムを導入
2023年11月、東京都江東区のトーチ株式会社が新たな液体および粉体自動分注システムの提供を開始しました。このシステムは、研究開発現場の効率化と精度向上を目的としたもので、研究者の負荷を軽減します。
新パッケージの特徴
トーチの自動分注システムは、すでに多くの研究現場で利用されており、その効果は立証済みです。今回提供される新パッケージには、「液体自動分注システム AutoDispenser-Liquid」と「粉体自動分注システム AutoDispenser-Powder」が含まれています。これらのシステムは、すぐに使用開始できる設計となっており、研究者が柔軟に対応できるよう考慮されています。
液体自動分注システム AutoDispenser-Liquid
このシステムは、協働ロボットを利用することで、多様な容器の取り扱いや蓋の開閉を可能にし、幅広い分注容量に調整できます。分注作業を簡単に行うため、ユーザーは必要な分注量を設定するだけでシステムが実行され、特別なプログラミング知識は不要です。
導入までのステップ:
1. 使用する容器の決定(最大3種の分注元と1種の分注先)
2. 分注量と精度に基づき、電動ピペットの種類と数量を決定
3. 追加オプションの有無を選定(秤量機能や振とう機能など)
粉体自動分注システム AutoDispenser-Powder
このパッケージは、METTLER TOLEDO社製のXPR自動分注天びんを使用しており、高精度な粉体分注を可能にします。更に、蓋の開閉や液体の分注、振とう混和などの前後作業も一括で行えるため、導入もスムーズです。
導入までのステップ:
1. 計量範囲と使用する容器の取得(粉体の質量からXPRの品番を確定)
2. 必要なカートリッジ数を決定
3. 追加オプションの有無を選択(液体分注機能など)
会社概要
トーチ株式会社は、ラボラトリーオートメーションの専門インテグレーターとして多様なサービスを展開しています。設立は2023年11月、東京都江東区に位置し、ラボオートメーションの新スタンダードを導入し続ける意欲にあふれています。これからも研究現場の課題解決に向けて、革新的な技術とサービスを提供していくことを目指しています。
お問い合わせ
トーチ株式会社へのお問い合わせは、坂松までお願いします。メールアドレス:
[email protected]
詳しいシステム情報や導入方法については、各パッケージの公式ウェブサイトをぜひご覧ください。
今後もトーチ株式会社の進化に注目してください。