プロ野球月間「スカパー! サヨナラ賞」受賞選手発表期待を超える活躍に感謝

プロ野球月間「スカパー! サヨナラ賞」受賞選手発表

プロ野球の熱い戦いが続く中、スカパー!による9・10月度「スカパー!サヨナラ賞」の受賞選手が発表されました。この賞は、セントラルとパシフィックの両リーグで月に一度、最も印象的なサヨナラ打を決めた選手に贈られるもので、今回の受賞者はセ・リーグから坂本勇人選手（読売ジャイアンツ）、パ・リーグから小郷裕哉選手（東北楽天ゴールデンイーグルス）に決まりました。

受賞選手のコメント

表彰式では、受賞した選手たちの感謝の言葉が印象的でした。

坂本勇人選手（読売ジャイアンツ）

坂本選手は4度目の受賞を喜び、こうコメントしました。「こうして何度も選ばれて本当に嬉しい。緊張感がある試合でサヨナラ打を決めることができ、ファンの期待に応えられて良かった」。彼は、日々の努力が実を結んだ瞬間を振り返り、今後の活躍にも意欲を見せました。

小郷裕哉選手（東北楽天ゴールデンイーグルス）

一方、小郷選手は「自分のプレーが評価されて嬉しい。延長戦の厳しい試合を勝利に導けて感謝している」と語り、また来シーズンにはレギュラーとしての地位を確保し、さらなる受賞を目指すと意気込みを見せました。

受賞プレーの詳細

坂本勇人選手のサヨナラ打

坂本選手が受賞したのは9月13日の阪神戦。この試合は東京ドームで行われ、9対10で迎えた9回裏、一死二、三塁のチャンスから彼は逆転のサヨナラ2点安打を放ちました。序盤は劣勢だった読売が、最終回に集中力を発揮して打線をつなぎ、坂本選手が劇的な安打で試合を決定づけました。このプレーは、彼にとって4度目の「スカパー!サヨナラ賞」受賞にもつながりました。

小郷裕哉選手のサヨナラ本塁打

小郷選手の受賞は9月15日の千葉ロッテ戦で、延長12回裏の無死走者無しの場面で放ったサヨナラ本塁打。試合は両チームともに一進一退の攻防が続き、4対4の状態で延長戦に突入。彼は代打で登場し、2球目の直球を振りぬくと、打球は右中間スタンドに飛び込み、試合を終わらせる劇的な一打となりました。この勝利は球団の2000号本塁打ともなり、観客は歓喜に包まれました。

月間「スカパー!サヨナラ賞」とは

「スカパー!サヨナラ賞」は2012年に制定され、月間を通じて特に印象的なサヨナラ打を放った選手に与えられる賞です。スカパー!は2006年シーズンからプロ野球全試合を放送しており、試合終了までの緊張感をファンに届けることをモットーにしています。このような取り組みがプロ野球界の発展に寄与していると考えており、同賞の協賛を行っています。加えて、年間大賞として、最もドラマチックなサヨナラの場面を披露した選手にも贈られる賞があります。

今後のプロ野球の展開からも目が離せません。坂本選手や小郷選手が見せるプレーから、さらなる感動が期待されます。彼らの活躍が多くのファンを魅了することでしょう。