VicOneとP3デジタルサービスがCES 2025で革新技術を披露

自動車業界に革新をもたらすVicOneとP3デジタルサービス

2025年1月7日から10日まで米国で開催される「CES 2025」において、VicOne株式会社とP3デジタルサービスが共同でデモンストレーションを行います。これは、車両のインフォテインメントシステムを保護するAIベースの先端技術に焦点を当てたものです。

AI音声パーソナル・アシスタントのセキュリティ

VicOneは、自動車向けのサイバーセキュリティのリーディングカンパニーとして、P3デジタルサービスの主力製品の一つであるSPARQ AI音声パーソナル・アシスタントを保護する「AI Guardian」を披露します。このシステムは、ハンズフリー操作やパーソナライズされたナビゲーションサポートを提供するIVI（インフォテインメント）システムのセキュリティを担保します。

SPARQ音声アシスタントは、ドライバーが車の機能を簡単に制御し、快適な運転を実現するための便利なツールです。一方で、「AI Guardian」はAIプロンプト・インジェクションや不適切な出力処理といった脅威からシステムを守ります。

複雑なリスク管理の講演

CES 2025では、VicOneのサイバーセキュリティアーキテクト、Jay Yanezaが「生成AI：SDV時代の自動車製品セキュリティリスク管理の変革」というテーマで講演を行います。この講演では、VicOneがAmazon Web Services（AWS）のAIサービスを活用し、SDV（Software Defined Vehicle）のリスク管理の複雑性をどのように克服するかが解説されます。

利便性と安全性の両立

P3デジタルサービスの最高技術責任者、Marius Mailat氏は、ドライバーがAI音声パーソナル・アシスタントを用いて車の機能をシームレスにコントロールできる重要性を強調しました。また、「AI Guardian」によって機密データの漏洩を防ぎ、あらゆるセキュリティリスクに対処することが可能となる点も説明しています。これにより、ドライバーは新しい技術を安心して利用できるようになります。

VicOneのCEO、マックス・チェン氏も、「AI Guardian」がサイバー脅威からSPARQ AI音声パーソナル・アシスタントを守る役割を担い、プライバシー侵害やデータ漏洩のリスクを軽減することを説明しました。この最先端技術は、自動車メーカーにとって競争優位を築くために欠かせない要素となるでしょう。

自動車業界の未来を切り開く

VicOneは、自動車サイバーセキュリティ分野の革新をリードしています。自動車メーカーや部品サプライヤーが進化するサイバー脅威に対抗できるよう、各社の専門知識を結集したソリューションを提供しています。CES 2025での展示は、その先進性を示す絶好の機会となります。

詳しい情報は、VicOneの専用サイトで確認できます。CES 2025における彼らの取り組みを通じて、自動車の未来がどのように変わっていくのか、ぜひ注目してみてください。