美術品のようなケーキ
2025-12-10 16:38:49

「NOT WAGASHI」から誕生!美術品のようなケーキ『宝匣菓』を紹介

美術工芸品の新たな楽しみ「宝匣菓」



「正倉院に眠る宝物箱」をイメージしたケーキが登場しました。「NOT WAGASHI」という新しいブランドからリリースされた『ベルベットクリームケーキ│宝匣菓(ほうこうか)』。そのユニークなデザインと味わいは、まさに食べる美術品と言えるでしょう。このケーキは、2025年12月20日に東京の工場から販売が開始されます。

美しさと技術の融合



宝匣菓のデザインは、菱格子に水晶をはめ込んだ優雅な意匠で、特に薔薇文様の浮彫が施されています。その美しさは見る者の目を惹きつけ、まさに食べることをためらわせるほど。和菓子の技法を用いたこの作品は、練り切り、求肥、羊羹を使用しながら、全く新しい体験を提供します。高濃度生クリームに包まれた食感の冒険は、和素材の可能性を広げる一歩となっています。

「光を食べる」新しい表現



このケーキはただのデザートではありません。それは、光を閉じ込めるための「匣(はこ)」と称される立体的な形状によって、美術工芸品としての価値を持っています。光を反射しないベルベット質感が印象的で、見た目からして特別感が漂います。

食感は、「もちっと沈み、すっとほどける」二段階の体験を提供します。外装が練り切り、内側に封じられた高濃度の生クリーム、そして求肥と羊羹の層が織りなすこの新しいケーキは、普通のスイーツとは一線を画しています。これは、和素材で引き起こされる新たな食感のパラドックスです。

「鑑賞する」食の体験



「NOT WAGASHI」は、「和菓子ではない」というコンセプトを持つブランドであり、現代のデザインと伝統的な美術工芸を融合させています。菓子を「鑑賞する工芸菓子」に昇華させることを目指しています。前作《秘宝》からの流れを引き継ぎ、「求肥」と「羊羹」を新たな食感として取り入れ、さらに洗練された制作がなされています。

商品詳細



この美術工芸品的なケーキは、通常コレクションとして二つのデザインが用意されています。まず一つは、『ベルベットクリームケーキ│白象牙 菱格子 水晶嵌 宝匣菓』で、硬質で端正なフォルムが特徴です。もう一つは、『ベルベットクリームケーキ│白磁 薔薇文様 象嵌 宝匣菓』で、上品な白磁の質感と美しい陰影を持つデザインとなっています。

この『宝匣菓』は、食べるだけではなく、見ても楽しめる作品です。


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