在宅療養者に贈る、新たな交流の場「ライブウォーク」
2024年11月28日、東京 – 医療法人財団はるたか会と特例認定NPO法人バーチャルフォトウォークが協力し、在宅療養者のための新たなプログラム「ライブウォーク」を提供します。この革新的な取り組みは、外出が難しい患者の方々に、美しい景色を画面越しで楽しんでいただきながら、孤独感を紛らわせることを目的としています。
地域に根ざした医療サービス
はるたか会は、地域での在宅医療ニーズに応えることをモットーに200年以上の歴史を有する医療法人であり、全国にクリニックを展開し、約1900名の在宅患者にサービスを提供しています。特に新松戸や上野には子ども向けの小児在宅医療機関もあり、多様なニーズに寄り添った医療を行っています。
バーチャルフォトウォークの魅力
バーチャルフォトウォークは、世界中のプレゼンターが美しい風景をZoomを使ってライブストリーミングし、在宅で療養中の方々とリアルタイムで交流する非営利活動です。これまでに、スコットランドやカナダ、さらにアメリカのフロリダなど、さまざまな地域からの配信が行われています。参加者は、ただ風景を見るだけでなく、ボランティアの方々との対話を通じて、友好を深める時間を共有できます。
この活動はすでに12年の歴史があり、多くの方々に愛されてきました。美しい景色を見ながら、参加者同士が共に語らうことで、孤独感を少しでも和らげることができればと従業員たちの熱い想いが込められています。
在宅療養者への特別な提案
新たに始まるこのパートナーシップにより、はるたか会の在宅療養者の皆様は、様々な美しい風景を楽しむ機会を得ることになります。タイの「ピンクの蓮池」や、カナダのハスキー犬による「犬ぞり」、さらにはナイアガラの滝の夜間ライトアップなど、魅力的なコンテンツが用意されています。
すべてのプログラムは、インターネット接続が可能な環境であれば、誰でも登録するだけで無料で参加ができ、特に障害や病気、高齢などの理由で外出が難しい方々にとって、大きな支えとなるでしょう。参加希望者は、
[email protected]までご連絡いただければ、詳細情報が提供されます。
おわりに
今回の「ライブウォーク」は、ただの観光を超えて、心の交流を生み出す新しい試みです。はるたか会とバーチャルフォトウォークは、患者の皆様が少しでも楽しみを感じ、心温まるひとときを過ごすことができるよう、活動を展開していきます。この素晴らしいプログラムで、新たなつながりと心の癒しをぜひ体感してください。