安全なAI社会実現
2025-05-22 11:34:23

シェルパ、AIガバナンス協会への加盟で安全なAI社会を実現へ

シェルパ、AIガバナンス協会への加盟を発表



シェルパ・アンド・カンパニー株式会社(以下、シェルパ)は、自社が進めるAI事業の信頼性を高めるべく、一般社団法人AIガバナンス協会(以下、AIGA)への加盟を2025年5月19日付けで決定したことを発表しました。この取り組みは、AI技術の発展がもたらす社会の変革に貢献し、より安全で持続可能なAI社会を実現することを目指しています。

AIの普及とその影響



近年、生成AIの普及が進み、AI技術は企業の業務や私たちの日常生活の中で急速に取り入れられるようになりました。この背景には、AIが人間の処理能力を超えるパフォーマンスを発揮し、様々な業務の効率化や高度化を実現することが求められているという事情があります。特に、AIの導入によって企業の生産性が向上し、また人手不足の解消にも寄与することが期待されています。

しかしながら、AIの使用に伴うリスクも無視できません。例えば、AIが生成する情報の精度や安全性が懸念されることは利用者にとって重要なリスク要因となる可能性があるのです。こうしたリスクへの対策を講じることがますます重要視される中、AIGAが設立されたのはそのためです。AIGAは、AIに関して適切なリスク管理を行い、その技術の持つ潜在力を最大限に活かすための議論の場を提供することを目指しています。

シェルパの取り組み



シェルパは、企業におけるサステナビリティ経営の重要性が増す中、AI技術を活用して複雑化するESG情報の開示を支援しています。特に、自然言語処理を中心とした高い専門性を生かし、「SmartESG」と呼ばれるクラウドサービスを提供し、企業のESG情報開示をスムーズに行えるよう支援しています。また、同社は新たに「Answer Ease by SmartESG」を導入し、企業がサステナビリティ関連の評価を効率良く行える環境を整えています。

AIGAへの加盟は、シェルパがAIガバナンスの必要性を強く認識していることを示すものであり、AIに関連するリスクを管理し、企業間の協力を強化するための重要なステップです。今後、シェルパはAIGA主催の議論や提言に積極的に参加し、AIガバナンスの普及と実質化に寄与する方針です。

AIガバナンス協会の意義



一般社団法人AIガバナンス協会(AIGA)は、AIビジネスの急拡大に伴うリスクへの認識を深め、企業が安心してAIを活用できる持続可能な社会の実現を目指しています。業界各社の協力により、さまざまなプレイヤーがAIガバナンスを議論できる場を提供し、政策提言や実務的な取り組みを進めています。これにはグーグルやマイクロソフトなどの大手企業も参加しており、共通の理解を持ちながら、企業がAI技術を安全に使いこなせるガイドラインを策定しています。

シェルパは、こうした活動を通じて、AIとESGの専門知識を活用し、企業のサステナビリティ経営をさらに高度化していくことを目指しています。AIにおける新たな可能性を引き出し、持続可能な成長を目指す企業を応援するための取り組みを今後も続けていきます。

会社情報



シェルパ・アンド・カンパニー株式会社は、東京都品川区に本社を置き、2019年に設立されました。主な事業としてESG情報開示支援クラウド「SmartESG」を提供しており、企業のサステナビリティに関する取り組みを支援する専門企業です。公式サイトや採用情報については、以下のリンクからご確認ください。



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