大人倫菜 個展「Solitaire in Dreams」開催
Art Space 銀河101の最後の自主企画展として、大人倫菜の個展「Solitaire in Dreams」が2025年8月1日から8月8日まで開催されます。今回は、2019年に発表された「マリーの白黒の世界」の続編となる新作絵画シリーズを中心に組み立てられており、作家が近年注目している「クオリア(主観的知覚体験)」に基づいた作品が展示されます。
展覧会の概要
- - 会期: 2025年8月1日(金)〜8月8日(金)
- - 時間: 12:00〜19:30(最終日のみ11:30〜16:00)
- - 入場料: 無料
- - 場所: Art Space 銀河101(東京都中野区東中野1-46-20 植野荘1階)
- - アクセス: JR総武線 東中野駅 徒歩約2分、地下鉄大江戸線 徒歩約8分
- - 初日イベント: 8月1日(金)18:00からオープニングトークとレセプションパーティーが予定されている。
本展の特徴として、空間設計に重点を置いている点が挙げられます。鑑賞者が心理的に反応するような体験的な空間を体感できるように、作品と空間の関係に配慮した設計がなされています。また、会期中は公式オンラインストアにおいて、新作の一部を購入することも可能です。
作家のアプローチ
大人倫菜は、1987年に鹿児島県で生まれ、東京藝術大学で美術を学びました。作品に描かれる夢の世界は、彼女自身の感覚をもとにした創造が反映されています。特に「クオリア」という概念は、彼女の作品に深みを与え、鑑賞者に新たな視点を提供しています。過去には欧州での短期留学経験もあり、国際的な視野をもった作家として注目されています。
展示の見どころ
本展では、「マリーの白黒の世界」の続編の新作が初公開されます。観る者は、彼女の視点を通じてどのように世界が描かれているのか、またそれがどのように感じ取られるのかを考えさせられます。展示空間は、作品同士の関わりや、観賞者の体験を引き出すために巧みにデザインされています。これにより、ただ見るだけでなく、参加することが可能な新たなアート体験が提供されるでしょう。
Art Space 銀河101は、ここでの展覧会をもって最後の自主企画展を迎えます。この特別な機会をお見逃しなく、ぜひ足を運んでみてください。新作を鑑賞しながら、アートの持つ力を実感してみてはいかがでしょうか?