赤坂七丁目地域が生まれ変わる
赤坂七丁目の街が新たな姿へと生まれ変わります。この度、日鉄興和不動産株式会社と野村不動産株式会社が参加する「赤坂七丁目2番地区第一種市街地再開発事業」が着工されました。2025年6月1日に工事が始まるこのプロジェクトは、東京都港区の中心で、約1.2ヘクタールの地域を対象にしています。
1. プロジェクト概要
本プロジェクトは、東京メトロ銀座線・半蔵門線および都営大江戸線の「青山一丁目」駅からわずか6分の距離に位置します。隣接する高橋是清翁記念公園と共に地域の活性化を図り、老朽化したマンション群や独立家屋の土地を再整備し、今後の都市の成長に必要な機能を追加していきます。
1.1 目指す街づくり
目立つのは、都市のインフラを整備しつつ、より多様なライフスタイルに対応した居住・オフィス機能、さらには周囲に不足する生活利便施設の導入です。このように、地域住民の生活の質を高める街づくりを進めていく方針です。
2. プロジェクト特徴
プロジェクトの大きな特徴は、以下の4つにまとめられます。
2.1 防災機能の強化
安全第一をモットーに、区画道路の拡幅や電線の地中化を行い、防災機能を強化します。また、災害に備えた帰宅困難者の一時滞在施設や防災備蓄倉庫の整備、非常用発電機の設置を通じて、地域住民が安心して暮らせる環境を整えます。
2.2 歩行者ネットワークの整備
地域の回遊性を高めるため、安全で快適な歩行者ネットワークを形成する取り組みも進めています。バリアフリー動線を考慮した整備がなされ、子供から高齢者まで、誰もが利用しやすい環境を提供します。
2.3 緑のネットワーク形成
赤坂御用地や高橋是清翁公園と連携した緑のネットワークを形成し、自然と調和した空間を創出します。新たに整備される緑地や広場が、地域の憩いの場となることを目指しています。
2.4 生活利便施設の導入
近年、赤坂七丁目地区では住民が増加している一方で、日常生活に必要なスーパーが不足しています。そこで、新たに生活利便施設を導入し、地域住民の便利さを向上させることに力を入れています。
3. 未来に向けたスケジュール
このプロジェクトは、2028年度の工事竣工を目指して進行中です。竣工後も地域に根付いた魅力的な街を形成するために活動していきます。
4. まとめ
赤坂七丁目の再開発プロジェクトは、単なる建物の建設だけでなく、地域住民が安心・快適に暮らせる街を作るための重要なステップです。この取り組みを通じて、新たな赤坂の風景が生まれることを期待しています。今後の進展にも注目です!