不登校の子どもたちに安心を、フリースクール新宿アレーズへの協賛
株式会社オープンアップグループが、学校に通うことが難しいと感じている多様な子どもたちに向けて、「安心できる居場所」としての役割を担うフリースクール新宿アレーズへの協賛を開始しました。このフリースクールは東京都新宿区に位置し、不登校の小・中・高校生を対象に、週5日開所しています。子どもたちが安心して過ごせる環境を提供し、興味関心に基づいた自主的な学びを支援しています。
文部科学省の調査によると、日本では不登校の児童生徒数が過去最多となり、特に小・中学校の不登校は約34万6千人、高校を含めると41万人以上に達しています。このように深刻な問題として社会の注目を集めていますが、行政による支援は依然として十分ではありません。そのため、子どもたち自身の自主性を重視し、安心して学び成長できる環境を提供するフリースクールの活動は特に重要視されています。
新宿アレーズは、子どもたちが学校復帰を強制されることなく、日常的にゲームやマンガ、料理、スポーツなどの活動を通じて自分の興味を見つけることができる場所です。仲間とともに活動することで協力する力を育む環境を整えています。この新宿アレーズの理念は、オープンアップグループが掲げる「ひとりひとりの可能性をひらく」との考え方と深く共鳴し、協賛が実現しました。
支援金は子どもたちが主体的に決定する音楽祭やスポーツ活動、料理講座などのイベント資金として使用される予定です。これにより、より多様な活動を選択肢に加え、一人ひとりの成長を促進できるでしょう。また、ボランティアスタッフの支援も強化し、交通費などの支出にも活用されます。これにより、活動に共感する大学生たちがさらに活動しやすい環境が整います。
一般社団法人フリースクール新宿アレーズの代表理事、石垣慧氏は、「私たちのフリースクールは、何よりも『居場所』を重視しています。子どもたちが安心して過ごせる環境こそが、不登校のお子さんを元気にし、さらなる活動の広がりを生むと考えています。オープンアップグループ様の支援を心より感謝し、それを基に子どもたちの『やりたい』気持ちを応援していく所存です。」とコメントしています。
オープンアップグループは教育や人材育成を通じて社会の多様性を支える使命を持ち、今回の協賛をきっかけに居場所づくりの重要性を広めていく意向を示しています。自身のパーパスを体現しながら、子どもたちの成長を支えるための活動をさらに推進していく考えです。
フリースクール新宿アレーズの活動内容
フリースクール新宿アレーズは、市ヶ谷駅から徒歩5分の立地で、自由な風土を提供しています。現在、小学4年生から20歳までの学生が28名在籍しており、デジタルゲームやアナログゲーム交流、イラスト交流を通じての活動を行っています。様々なイベントとしては、料理講座やフットサル、音楽発表会、秋合宿、クリスマス会などを企画しており、それぞれが自己肯定感を育む場となっています。
「居場所」を提供するフリースクール新宿アレーズは、これからも子どもたちの可能性を信じ、要望に応えて成長をサポートしていくことでしょう。詳細は公式サイトをご覧ください:
フリースクール新宿アレーズ