RWAトークナイゼーション提携発表
2025-03-21 11:50:43

ぷらっとホームとSecuritize、RWAトークナイゼーションの革新に挑む提携を発表

ぷらっとホームとSecuritizeが描くRWAトークナイゼーションの未来



2025年3月21日、ぷらっとホーム株式会社(証券コード:東証スタンダード6836)とSecuritize Japan株式会社が、革新的な事業提携を発表しました。この連携は、Web3事業の新たな展開を促進し、トークン化の可能性を広げる重要な一歩と位置づけられています。

何が生まれるのか?



両社の提携は、金融と非金融の枠を超えたRWA(Real World Assets)のトークン化技術の融合を目指しています。RWAとは、現実世界に存在する資産を指し、物理的なものから非物理的なものまで含まれます。今後、この技術を利用し、広範囲にわたる資産のトークン化が進むとされており、この市場が2030年までに320兆円に達するという予測も出ています。

ぷらっとホームは、IoT技術の先駆者として知られ、特にThingsToken ™の技術を駆使し、現実世界の資産をトークン化するプロジェクトを進めています。一方、Securitizeはデジタル証券の発行と管理プラットフォームを提供しており、数多くの国際的な実績を誇ります。この両社が手を組むことで、リージョナルな成功を超えたグローバルなビジネス展開を狙っています。

トークン化の幅広い用途



提携による具体的な応用範囲は驚くほど広がります。たとえば、IoTデバイスが収集した都市データや産業用データの資産化、設備の利用権、さらにはESGデータや知的財産のトークン化など、さまざまな資産がトークンとして価値を持つことが期待されています。

特に注目すべきは、ぷらっとホームが進める「真空技術とWeb3技術を活用したあたらしい日本酒体験の創出」のプロジェクトです。このプロジェクトでは、ぷらっとホームのIoTプラットフォームとSecuritizeの技術を駆使して、エコシステム内の権利やインセンティブを管理し、新しい経済圏を模索しています。

エグゼクティブの声



ぷらっとホームの代表取締役社長、鈴木友康氏はこの提携の意義を強調し、「当社のThingsToken ™とSecuritizeのプラットフォームを活用し、地域に根差した成功事例を世界に発信したい」と述べました。

また、Securitize Japanの代表である小林英至氏も、「伝統的金融が手が届かなかった新たな領域に挑戦するチャンスがある」とし、この提携がもたらす可能性に期待を寄せています。

ぷらっとホームとSecuritizeの概要



ぷらっとホームは、1993年に設立されたマイクロサーバー・IoTゲートウェイの開発メーカーで、IoT関連技術のパイオニアとして知られています。代表製品は超小型Linuxサーバー「OpenBlocks®」であり、通信やネットワークなど幅広い分野で採用されています。

一方、Securitize Japanは、2018年設立のデジタル証券会社であり、法令に準拠した資金調達と株主管理サービスを企業に提供しており、3,000社以上の企業と120万人の投資家を擁しています。

まとめ



今回の提携は、単に新たなビジネスモデルの構築に留まらず、世界の金融構造に変革をもたらす可能性を秘めています。ぷらっとホームとSecuritizeが共に歩む未来に目が離せません。


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