富士フイルムのApeos C5570がEPEAT 2.0に適合した理由と意義
富士フイルムビジネスイノベーション株式会社は、米国市場向けのデジタルカラー複合機「Apeos C5570 (Model-CPS-C-2TM)」が、国際環境認証「EPEAT 2.0」のBronzeレベルに登録されたことを発表しました。この認証は電子機器の環境性能を評価するもので、特に先進的な取り組みを示しています。EPEATは、米国の非営利団体Global Electronics Councilが管理する環境認証制度であり、世界中の企業や教育、医療機関で広く信頼されています。
EPEAT 2.0とは?
EPEAT 2.0は、2025年に更新された新しい基準で、「気候変動緩和」「持続可能な資源利用」「懸念化学物質管理」「サプライチェーン管理」「画像機器の消耗品」という5つの基準で構成されています。従来の「EPEAT 1.0」から、幅広い評価基準が追加され、環境や社会的パフォーマンスを強化する内容へと進化しています。
この新基準には、サプライチェーン全体の透明性や説明責任が求められ、労働安全衛生や人権に関する行動規範についても明確なガバナンスが必要とされています。これにより、企業はより倫理的に、かつ透明な方法で製品を提供することが求められています。
Apeos C5570の環境性能
「Apeos C5570」は、EPEAT 2.0のBronzeレベルに登録されるにあたり、以下の環境性能が評価されました。まず、小型化と省電力化を実現したLEDプリントヘッドを採用し、低温で融解・定着するSuper EA-Ecoトナーにより、高画質と省エネを両立しています。また、待機時や節電モード時には予熱が不要で、IH定着技術を使用することで急速な加熱が可能です。さらに、スマート節電機能により、使う機能に応じて部分的に通電するため、無駄な電力を削減しています。
これらの技術は、富士フイルムが積極的に取り組んできたサステナビリティの成果であり、環境課題への対応を一層強化しています。
未来へ向けた持続可能な取り組み
富士フイルムビジネスイノベーションは、環境負荷の低減だけでなく、人権の尊重やサプライチェーン全体のCSR基盤の強化を通じて、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを着実に進めています。2030年度を目標にした「Sustainable Value Plan 2030(SVP2030)」に基づき、さらなる環境性能の向上と社会的責任の遂行に努めています。
このように、Apeos C5570のEPEAT 2.0適合は、富士フイルムが未来の環境問題に貢献するための一環となるもので、今後さらに多くの製品をEPEATに登録していく計画があるとのことです。環境への取り組みが企業の競争力に繋がる中、こうした姿勢は企業にとって重要な意味を持つものと言えるでしょう。
当社製品に関する更なる情報は、
EPEAT Registry Searchからご確認いただけます。