セイコー、CDP選出
2025-02-07 14:49:24

セイコーグループがCDP「Aリスト」企業に選出—環境への取り組みが評価される

セイコーグループが最高評価「Aリスト」に



セイコーグループ株式会社(東京都中央区)が、2024年度のCDPによる気候変動分野の評定で、「Aリスト」企業に選ばれました。これは、同社が環境情報の開示やその透明性において際立った努力を示した結果といえます。

CDPは企業や自治体の環境情報開示を支援する国際的な非営利団体で、毎年行われる評価は企業の環境に関する活動の国際基準として広く受け入れられています。2024年の調査では、世界の24,800社がCDPを通じて情報を開示し、その中には日本のプライム市場上場企業の70%以上も含まれています。

CDPは企業からの情報提供に対して、AからD-の8段階で評価しますが、特に優れた企業は「Aリスト」として認定されます。セイコーグループはその中でも突出した存在として選ばれたのです。

環境に向けた具体的な取り組み



セイコーグループは「SMILE145」と称される第8次中期経営計画の中で、SDGs戦略の一環として「気候変動・脱炭素への取り組み」を重要テーマに掲げています。これに基づき、温室効果ガスの排出量削減を目指し、具体的な施策を進めています。特に重要な目標は、2024年度中に国内全拠点での電力使用を実質的に100%再生可能エネルギーに切り替えることです。

これらの取り組みは、2050年に向けてのネットゼロ目標に向かう重要なステップとなります。セイコーグループは、自社内のエネルギー効率を向上させるだけでなく、持続可能なエネルギーシステムの普及にも貢献することを目指しています。

持続可能な社会の実現に向けて



今後、セイコーグループはさらなる施策を推進しながら、温室効果ガスの削減を行い、持続可能な社会の構築に寄与していく所存です。この姿勢は、単に企業の利益追求にとどまらず、環境保護や地域社会貢献にも大きく貢献するものとなるでしょう。

選出された「Aリスト」の栄誉は、セイコーグループの持続可能な未来へのコミットメントを象徴するものであり、他の企業への良い模範となることを期待しています。今後の動向にも注目が集まります。


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