外国人賃貸新モデル
2025-11-05 11:58:20

新しい外国人向け賃貸モデルで仲介会社の売上を拡大するグロースプロパティの挑戦

グロースプロパティが革新する外国人向け賃貸市場



近年、東京をはじめとする日本の都市で働く外国人の増加に伴い、彼らに対する賃貸のニーズが高まっています。しかし、資金力のある外国人であっても、「保証会社の審査に通らない」「日本法人が設立されていない」といった理由で希望の物件を借りることができないという問題が顕在化しています。これにより、不動産仲介・管理会社は本来の顧客を逃してしまい、売上に影響を及ぼしています。

新たな「法人転貸モデル」の導入



株式会社グロースプロパティ(本社:東京都品川区、代表取締役:諌山圭司)は、この問題に対処するため、「法人転貸モデル」を導入することを発表しました。このモデルの特長は、同社が借主となり、外国人顧客へ再貸与を行う仕組みであり、これにより審査に落ちることなく外国人の方々に物件を利用していただけるチャンスを提供します。

特に、高所得の外国人経営者や海外駐在員が直面する借りられない現実に対抗する手段として、この法人転貸モデルは大きな意味を持っています。具体的には、同社が保証人や信用情報に依存せず、与信を担保することで、仲介・管理会社は今まで契約に至らなかった案件を成約に繋げることが可能となります。

外国人市場における新たな動き



グロースプロパティが提供するサービスの一部には、外国人が快適に生活できるように、家具や家電付きの物件を整え、高級物件での長期契約を原則としています。これにより、安定的な稼働を実現しつつ、賃貸契約時のリスクを軽減します。また、契約時には家賃保証会社の利用を前提とし、滞納リスクを大幅に減少させる点も見逃せません。

さらに、同社は東京を中心に、横浜や千葉等でも対応しており、月額20万円以上の物件に特化しているため、質の高いサービスを提供しています。

仲介・管理会社へのメリット



この新しいモデルの最大の魅力は、仲介会社にとって「審査落ちの外国人案件を成約に転換できる」点です。これにより、空室率の改善と物件価値の向上が期待できるだけでなく、外国人対応に伴う言語や文化面での負担も軽減されるため、業界全体の活性化にも寄与します。

コメントと今後の展望



代表取締役の諌山氏は、「実際には、家賃を半年分前払いできる方など富裕層の方でも審査で落ちることがあります。このモデルは、そうした“お金があっても借りられない”層を受け入れるためのものです。仲介・管理会社と協力し、外国人入居を“リスク”ではなく“チャンス”に変えたい」とコミットしています。

今後、グロースプロパティはさらなる仲介・管理会社との提携を拡大し、言語の壁を越えたサービス提供を目指していくとのこと。その一環として、英語・中国語・タイ語による情報配信を行う「Japan Property」との連携を強化し、海外からの問い合わせをスムーズに国内の提携企業へ繋げる仕組みを整備しています。これにより、日本の不動産業界の国際化も進むことでしょう。

お問い合わせ情報



株式会社グロースプロパティへのお問い合わせは、公式サイトを通じて行えます。もし外国人賃貸に関する最新情報や施策が気になる方は、ぜひチェックしてみてください。

代表の諌山氏のビジョンはこちらから。


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