焼鳥文化の新たな挑戦 鳥しきICHIMONが英国で存在感を示す
2026年6月21日、英国の名門ポロトーナメント「Royal Windsor Cup」にて、日本の焼鳥を代表する「鳥しきICHIMON」が登場しました。ミシュラン一つ星を誇る目黒の「鳥しき」の店主、池川義輝が率いるこのブランドは、食をエンタテインメントと捉え、国内外で日本食文化の魅力を伝えることを目指しています。
今回の出店は、英国王室との深い関係を持つRoyal Windsor Cupという特別な舞台でのもので、ロンドンを訪れた多くの著名人や企業関係者の前で日本の焼鳥を披露しました。この大会には「飯田商店(ラーメン)」「鮨由う(寿司)」「すき焼割烹 日山(すき焼)」とともに、鳥しきが選ばれ、日本を代表する4店舗が一堂に会した形となりました。
焼鳥体験の魅力と職人の技
大会中、池川義輝をはじめとする職人たちは伝統的な技法である「近火の強火」を用いて焼き上げた焼鳥をその場で提供しました。香ばしい香りが漂う中、観客たちは次々とその味を楽しみ、大好評を博しました。特に「かしわ(もも)」や「かた(手羽元)」の2種類は、準備された約250本が完売。各国から集まった来場者たちは、日本の焼鳥が持つ独自の魅力を存分に堪能しました。
池川氏は、焼鳥が庶民の味であり、異国の地で評価されることは非常に嬉しいと語り、素材と向き合うクラフトマンシップやホスピタリティマインドを大切にしていると述べました。日本の食文化が国際的に受け入れられるためにどのようにアプローチしていくか、その情熱が伝わってきます。
日本食文化の発信地、ロンドン
本大会は単なる競技会ではなく、国際的な社交イベントとしても位置づけられています。ロンドンの名門レストラン「Mosimann’s」で行われた前夜祭では、日本の名店による特別コースが提供され、多様な日本食文化が表現されました。この場において日本料理が登場すること自体が、国際的な評価の高さを物語っています。
また、料理監修を行った寺田昌之氏は、食文化のこれまでとは異なる新たな視点を取り入れ、参加店舗を選定しました。これにより、焼鳥のみならず、日本の食全体として世界に発信するという意義が強調されています。
鳥しきICHIMONの未来への期待
鳥しきICHIMONにとって今回の体験は、ヨーロッパ市場における新たな挑戦ともいえます。焼鳥という日本独自の食文化が、この国際的な舞台でどのように体験価値として受け入れられたかは、今後の展開にとって非常に重要な意味を持ちます。
池川氏は、未来を見据えた活動を続け、素材への敬意や火入れの技術、職人の美意識を含めた体験価値を広く発信していくことを誓いました。こうした活動を通じて、次世代に向けて焼鳥文化を継承し、世界にその魅力を織り込んでいくことが期待されます。
この取り組みが、さらなる出店や国際的な食文化交流に繋がることを願っています。
鳥しきICHIMONについて
「鳥しきICHIMON」は、2007年に開店した目黒の「鳥しき」が展開する焼鳥ブランドで、「一串一生」という理念を持つ職人たちが集まっています。現在、国内外に17店舗を展開中で、今後も新たな挑戦を続けていく計画です。公式サイトやSNSでも最新情報を発信していますので、ぜひチェックしてみてください。