幼保ICT教育の新提案
2025-07-10 14:11:08

幼稚園・保育園向けICT教育の新たな取り組みを紹介

幼稚園・保育園向けICT教育の新たな取り組みを紹介



幼児教育の現場に革命をもたらす、新たなICT(情報通信技術)を活用したプログラムがスタートしました。ベンキュージャパン(東京)、新学社(京都)、ユニティ(大阪)の3社は、協力して「BenQ Board」と呼ばれる電子黒板と連携した知育・教育Webコンテンツ「新学社×あそんでまなぶ!」の提供を開始しました。これによって、幼稚園や保育園など、これまでICTの導入が難しかった幼児教育市場に新しい学習の形を提案します。

協業の背景と目的



近年、GIGAスクール構想が進められている流れを受けて、小中学校におけるICTの活用は進展を見せています。しかし、幼稚園・保育園におけるICT技術の導入は依然として少なく、子どもたちの成長に必要な教育プラットフォームの進化が求められています。そこで、このプロジェクトが生まれました。3社それぞれの強みを活かして、幼児教育で新たな価値を提供することを目指しています。

BenQは、教育機関向けとして展開する電子黒板の実績を持ち、新学社は伝統的な紙教材作成のノウハウをデジタルに生かす挑戦を行う、ユニティは幼児向けアプリ開発における技術力が特長です。これらの特色を融合し、次世代向けのICT教育環境を更に充実させる取り組みがこの協業で展開されています。

知育・教育コンテンツ「新学社×あそんでまなぶ!」の概要



新たに登場するWebコンテンツ「新学社×あそんでまなぶ!」は、ユニティにより開発された知育アプリ「あそんでまなぶ!」に基づき、新学社の教材が組み合わされています。このコンテンツは「年少(4歳)」「年中(5歳)」「年長(6歳)」の子どもたちを対象とし、それぞれの年齢に合わせた教材を提供しています。特に「英語」カテゴリも設けられており、幅広い学びのチャンスが提供されています。

特徴としては、操作が直感的でわかりやすく、子どもたちが楽しく遊びながら学べる構成が施されています。「おなじえいくつ?」や「ないかずさがし」など、一目でわかるゲーム感覚の課題が取り入れられており、初めてのICT教材にとっても取り組みやすい内容です。

BenQ Boardとの相性と導入の利点



「新学社×あそんでまなぶ!」は、タッチパネル操作が可能なBenQ Boardとの互換性が非常に高く、タブレット以上のリッチな大画面での共同体験ができます。これにより、複数の園児が一緒に学ぶことが可能になり、インタラクティブな保育活動が実現します。

また、BenQ Boardには、画面上に直接書き込みができる機能や、タイマー、スクリーンキャプチャなどの便利なツールも標準装備されています。さらに、健康面への配慮もされており、抗菌スクリーンやブルーライトカットの技術を使い、空気品質センサーによって室内環境の確認が可能です。

各社の想い



  • - ベンキュージャパン株式会社 代表執行役社長 菊地正志 氏は、「幼保市場のICT化はこれからが本番。遊びを通じて学びが得られるデジタル体験を提供し、子どもたちの探究心や好奇心を育てられることが重要だと考えています」と語っています。

  • - 株式会社新学社 執行役員 教育ICT事業開発部長 檮木幸司 氏は、「これまで紙媒体では実現できなかった“見せる・感じる・体験する”をデジタルで提示し、幼児教育に新たな価値を与えていきたいと思っています」とコメントしています。

  • - 株式会社ユニティ 代表取締役 山下優之 氏は、「長年の開発ノウハウを活かして、幼児教育現場で役立つことを大変嬉しく思います。今後も現場の声を聴き、取り組みを進化させていきたいです」と述べています。

まとめ



このような取り組みを通じ、子どもたちが遊びながら学び、さらにはそれを支える教育現場のICT化が進展していくことが期待されます。今後の展開に注目していきたいですね。


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