EM CLOUDの成果
2025-06-03 15:45:09

日本トムソンが導入した「EM CLOUD」の成功事例とその成果を探る

日本トムソンが「EM CLOUD」を導入した理由



エネルギー問題が注目される現代において、企業のサステナビリティ経営が求められています。そんな中、日本トムソン株式会社は、株式会社ムダカラが提供するエネルギーマネジメントシステム「EM CLOUD」を導入しました。本記事では、その導入背景や実際の効果について詳しく探ります。

導入前の背景



日本トムソンは、東京都港区を拠点にする企業で、エネルギー管理については本社が手つかずの状況でした。特に、ISO認証を取得している岐阜の生産拠点と比較すると、本社のエネルギーに対する意識が低いことが課題でした。2022年、ウクライナ紛争による燃料費の高騰や、脱炭素化の促進を受け、電気料金の見直しが急務となりました。そこで、環境対策とコスト削減を両立させるために、EM CLOUDの導入を検討しました。

導入の決め手



具体的には、3つの候補の中から価格の安さが最大の決め手となりました。EM CLOUDのサブスクリプション型の料金体系は、社内のメンテナンス負担を軽減するためにも魅力的でした。また、省エネを実現しながらも従業員の快適性を保つという企業のビジョンにぴったりでした。特に、システムのバージョンアップに伴う調整を柔軟に行ってもらえたことが評価されています。

導入後の効果



EM CLOUD導入後、最も印象的だったのは、視覚的に分かりやすいそのインターフェースです。電気の使用量や削減効果が一目でわかり、空調によるコントロールと非コントロールの電気使用量を瞬時に把握できるのは大きなメリットです。さらに、電気料金を登録すると、自動的に削減金額が表示されるため、効果を実感しやすいのです。

2024年6月から本格稼働を始めたEM CLOUDですが、酷暑の影響を受けたにも関わらず、前年に比べて電気使用量は僅かに2%増に抑えられました。コロナ禍からの回復でオフィスの稼働が増している中、この結果は大きな成功と言えるでしょう。実際に環境対策が経営戦略と結びつくことで、企業全体にポジティブな影響を及ぼしています。

EM CLOUDの特徴



EM CLOUDは、エネルギーの無駄を可視化し、空調を自動制御することで、コスト削減を実現するシステムです。電力の見える化やクラウドでの一元管理が特徴とされ、導入後は専属のカスタマーサクセスがモニタリングやデータ分析を定期的に行います。これにより、企業は持続可能な経営を実現しやすくなります。

企業の概要



日本トムソン株式会社は1950年に設立され、直動案内機器やニードルベアリングの開発・製造を手掛けています。ムダカラは2012年に設立され、エネルギーマネジメントの分野で注目されている企業です。両社が協力することで、持続可能性の向上に寄与しています。

詳細な導入事例インタビューはこちらからご覧いただけます。


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