大正大学の地域課題解決フィールドワーク合宿
大正大学の学生たちが、8月3日から5日までの間、愛媛県松山市で地域課題を学ぶフィールドワーク合宿を実施します。この取り組みは、自治体広報や地域ブランドについて学ぶ地域創生学部の3年生10人が参加し、地域企業であるセキ株式会社との交流を通じて進められます。セキ株式会社は、地域貢献に積極的に取り組む企業で、学生たちに実際の現場を体験させる貴重な機会を提供します。
フィールドワークの概要
このフィールドワークは、学生たちが愛媛県の地域課題を企業の視点から学ぶことを目的としています。参加学生は、愛媛出身で広報・PRを専門とする谷ノ内識教授の指導のもと、セキ株式会社が提供する様々な事業に共同で取り組みます。この合宿は、愛媛県による「キャリアチャレンジfor College」事業の一環であり、学生の交通費や宿泊費の一部が支給されます。映画やグルメ、温泉など多様な地域の魅力を体感しながら、企業との連携を深める貴重な機会です。
ハコブネマルシェの参画
学生たちは、セキ株式会社と愛媛大学が共同で開発した特産品ECサイト「ハコブネマルシェ」にも参加します。サイトのコンテンツ作成や改善提案を行い、地元の生産者との直接的な交流を深めます。また、首都圏の学生として見る愛媛の特産品の魅力を発掘し、地域創生の成功例として知られる伊予市双海町を訪れる予定です。これにより、学生たちは地域特産品への理解を深め、その魅力を発信する力を養います。
交流会と意見交換
合宿最終日には、愛媛大学および高知大学の学生も参加し、3校の学生たちによる交流会が実施されます。ここでは地域課題や働き方に関する意見交換が行われ、学生同士のネットワーク作りにも寄与します。大正大学の学生10人は、事前にセキ株式会社とオンラインで意見交換を行っており、実際のフィールドワークを通じて学びを深められることを期待しています。「企業の視点から地域課題を学ぶ機会であり、地方でのキャリアを意識する上でも非常に意義深い」と意気込んでいます。
大正大学の理念と地域貢献
大正大学は、仏教に基づく「智慧と慈悲の実践」という理念を掲げており、地域創生に力を入れています。このような理念のもと、学生たちには地域課題に対して深く考え、実行に移す力が育まれています。2026年には創立100周年を迎え、この機会を「第二の開学」として新たな教育研究活動の展開が計画されています。この合宿は、未来の地域リーダーを育成する一環とも言えるでしょう。
まとめ
大正大学のフィールドワーク合宿は、地域と企業の連携を強化し、学生に地域課題を理解させる重要な場となっています。愛媛県の魅力を発見し、企業の視点で地域貢献のあり方を考えながら成長する学生たちの姿は今後の地域活性化の可能性を秘めています。地域課題の解決は学生にとって、新たなキャリアの選択肢として広がっていくでしょう。