デジタルアートの新境地、ビットムーブスとMirariの共創
ビットムーブスジャパン株式会社は、カナダ・モントリオールのクリエイティブスタジオMirari社と業務提携を結び、インタラクティブアート分野での協業をスタートしました。この提携により、両社はデジタル技術とデザイン力を駆使し、誰もが楽しむことのできる没入型アート体験を提供します。
最近のデジタルアートは、単に視覚の楽しみを提供するだけではなく、観客が参加し、一体となる体験を重視する時代へと進化しています。これに伴い、ビットムーブスジャパンは自身の最先端技術を活用した製作体制を確立し、Mirari社とグローバルな視点で新しいアートを創出していく方針です。
第一弾『Echo』の登場
この提携の初成果として、渋谷のMIYASHITA PARKで開催された「DIG SHIBUYA」において、Mirari社と共同開発したインタラクティブインスタレーション『Echo』が展示され、注目を集めました。『Echo』は、参加者の声を光の波として空間に可視化する新感覚のアート作品で、単なる視覚的な美しさだけでなく、観客の参加によって形成されるダイナミックな空間体験を提供しています。
この作品では、Mirari社がコンセプトデザインを、ビットムーブスジャパンがLEDライティングや音響演出を担当し、インタラクティブシステムを開発しました。ハードウェアとソフトウェアを一貫して設計・製作することで、技術とデザインの融合を実現しています。観客が声を上げることで、自身の存在がアートの一部となる体験は、多くの人々に感動を与えました。
今後の展望
『Echo』は、参加者に強い印象を残す体験を提供し、「DIG SHIBUYA」の中でも特に注目されるコンテンツとなりました。ビットムーブスジャパンは、今後も海外のクリエイティブパートナーとの連携を深め、新たな体験型展示を日本国内で展開していく plan です。デジタル技術とアートの融合は、ますます進化を遂げ、商業施設やイベント空間に新たな価値をもたらすことでしょう。
Mirari社について
Mirariは、カナダ・モントリオールを拠点に活動するクリエイティブスタジオで、2015年の設立以来、アートとテクノロジーの融合をテーマにした没入型の空間体験やインタラクティブコンテンツを手がけています。舞台芸術の知識を活かし、リアルな空間とテクノロジーが交差する新しい体験を追求し、国内外で高い評価を受けています。現在、2025年の大阪・関西万博において「カナダ館」のデザインを手がけ、その表現力は国際的に認められています。
ビットムーブスジャパンについて
ビットムーブスジャパンは、日本国内のイベントや商業施設向けにデジタル什器や空間演出を提供する企業で、世界市場と日本をつなぐプロジェクトマネジメントを行っています。最近では、2025年大阪・関西万博の「カナダ館」や「イタリア館」のプロジェクトにも参加し、デジタルとアナログを融合させた体験価値の創出に取り組んでいます。また、自社D2Cブランド『MeVER』を通じて、ユニークなワークチェアを展開し、体験を重視した新たなビジネスモデルを模索しています。
今後も、ビットムーブスジャパンとMirari社のコラボレーションによって、日本のデジタルアートシーンはさらなる広がりを見せることでしょう。