ストリーモが信用金庫と連携、全国展開へ
東京都墨田区に本社を置く株式会社ストリーモは、全国の信用金庫に向けたモビリティの提供を開始します。信金中金ビジネスとの連携により、地域の金融機関が抱える移動手段の課題解決や職員の業務効率向上を目指すこの取り組みは、今後の注目が集まります。
ストリーモの特長
「ストリーモ」は、立ち乗り三輪モビリティとして自分のペースで移動できる点が最大の魅力です。特許技術を活用したバランスアシストシステムにより、歩行者や他の交通手段との安全性を確保しながら、極低速から快適な速度での走行を実現しています。
また、重量物の搭載も可能で、あらゆるシーンで使えるフレキシブルな設計が施されています。
特に、都市部や住宅街での使用を想定したこのモビリティは、昨今の移動の多様化に対応し、各地域の営業スタイルに新たな可能性を提供します。
信金中金ビジネスとの連携
信金中金ビジネス株式会社は、信用金庫の中央金融機関である信金中央金庫のグループ会社です。信用金庫に対する業務支援や最新の営業関連商品を提供することで、地域の金融機関のニーズに応えています。ストリーモとの協力により、信用金庫の職員はより効率的に移動し、業務に集中できます。
採用事例に見るストリーモの活用
東京東信用金庫では、2024年7月に大山出張所にてストリーモを初めて営業用車両として導入しました。従来の自転車移動に比べ、夏場の暑さや移動による疲労が軽減され、職員たちは「スーツが擦れない」などの利点を実感しています。この変化は、業務効率の向上だけでなく、職員の身体的負担の軽減にも寄与しています。
今後の展望
ストリーモは、今後も地域の移動課題の解決に努め、観光地や生活施設での利用を積極的に拡大していく計画です。観光地の回遊性向上や、日常生活での外出機会の増加を実現し、地域経済の活性化に貢献します。
ストリーモが提供する新たなモビリティ体験
最後に、ストリーモは安心感を重視した設計が特徴です。高齢化や過疎化など、さまざまな移動課題に対し、「自分のペースで移動する」ことを実現することで、誰にでも使いやすいマイモビリティを提供します。
特許技術による「バランスアシストシステム」が支える安全な移動体験は、すべての年齢層のユーザーに喜ばれています。ストリーモの導入により、地域や働く人々の生活をより良くするための一歩が踏み出されることでしょう。