窪木一茂選手がJPF本社訪問、世界選手権に向けて意気込みを語る

窪木一茂選手がJPF本社を訪問

自転車競技トラックにおいて、金メダルを手にした窪木一茂選手が、株式会社JPFの本社を訪れました。この訪問は2025年度からのサポート契約に関連しており、窪木選手自身の競技への意気込みや、今後の計画について語られる貴重な機会となりました。

強い自信と期待

窪木選手は、4年間の世界選手権で安定した結果を出してきた経験から、一際高い自信を感じていると話しています。「今年もチャンスが来ると確信しています。コンディションを整えるノウハウも磨かれてきましたし、チームパーシュートやオムニアム、マディソンの各種目に臨む準備もできています。」と述べ、特にオムニアムでは金メダルを目指して戦う決意を示しました。

しかし、窪木選手はレース感がリミテッドであることを懸念しています。「ワールドカップが1回のみという状況が、他国の競技者の状態を判断するのを難しくしています。それでも、自分自身の仕上がりには満足感があります。」と、期待と不安が交錯する様子が伺えました。

JPF奨学金制度のアンバサダーに

窪木選手は、2025年度からスタートする「JPF奨学金制度」の名誉アンバサダーとしての役割も担っています。この制度は、自転車競技に没頭しながら教育を受けられる環境を提供することを目指しており、現在も3名の大学生選手が奨学生として活動しています。

「私の存在が、特に奨学生たちにとっての励みになってくれれば嬉しいです。」と窪木選手は語り、励ましの言葉を贈りました。この奨学金制度は、彼のようなトップアスリートが持つ成功への道筋を示す良い例となっているわけです。