妻夫木聡が語る人生の転機と音楽の力
3月3日、東京の東急プラザ原宿にて、俳優の妻夫木聡を迎えた特別番組『J-WAVE SELECTION SAPPORO BEER OTO-TUNITY』の公開収録が行われました。このイベントは、人生の節目に寄り添った音楽をテーマに、妻夫木が自身の経験を基にトークを繰り広げるものです。
取材レポート
会場は、おしゃれなカフェ『BABY THE COFFEE BREW CLUB』。開始前から多くのファンが詰めかけ、期待に胸を膨らませています。MCのクリス・ペプラーと妻夫木の再会は10年ぶりとのことで、和やかな雰囲気の中トークが始まりました。
妻夫木は、会場のリスナーと共に乾杯し、その楽しさに少し緊張が和らいだ様子でした。「この泡が美味しい!」と、乾杯の後は、自身の人生における「門出」をテーマに様々なエピソードを語り出しました。
学生時代の思い出
妻夫木は高校時代のバンド活動について振り返り、「THE青春」と表現。自身が担当していたベースボーカルのエピソードを披露し、会場からは大きな笑いが起こりました。バンドの思い出話では、クリスが「またバンドやりましょうよ」と促す場面もあり、妻夫木は照れくさそうに反応しました。
俳優としてのキャリアをスタートさせたきっかけについてもお話し。彼は「スタアオーディション」というオーディション体験型ゲームが運命的な転機であったと告白し、当時の不安な気持ちやラッキーであったことを語り、会場の共感を呼びました。
音楽がくれた力
イベントでは、日本のロックバンドHi-STANDARDの「STAY GOLD」が流れる瞬間があり、妻夫木がこの曲から刺激を受けたエピソードをシェアしました。「何をやっているんだろう」との思いに駆られた瞬間、音楽がどれほど人生に影響を与えるかを強調しました。彼にとって音楽は、常に背中を押してくれる存在なのです。
その後、彼のキャリアの中でも特に印象に残った作品について語り、『悪人』における役作りの苦労や、演じることで得た新たな視点を話しました。特に、ハナレグミの「光と影」が彼に与えた影響についても熱く語り、会場は静まり返って聞き入っていました。
リスナーとの交流
公開収録では参加者からのメッセージも紹介され、妻夫木は各質問に真摯に応じました。「行ってみたい国は?」という質問には、「韓国のグルメが最高!」と返し、リスナーの夢を応援する姿勢が印象的でした。また、精神科医を目指すリスナーの話には、感情が込もった言葉で激励を送り、その人柄が伺えました。
終わりに
収録の締めくくりでは、妻夫木が「楽しんでいただけましたか?」と笑顔で言い、参加者に感謝の言葉を述べました。この特別なイベントは、3月30日に放送される予定で、そこでしか聴けない貴重なトークをお見逃しなく!
番組情報
- - 放送局:J-WAVE(81.3FM)
- - 番組名:J-WAVE SELECTION SAPPORO BEER OTO-TUNITY
- - 放送日時:3月30日(日)22:00-22:54
- - 番組HP:J-WAVEブログ
- - 番組Twitter:J-WAVE
妻夫木聡の人生のさまざまな選択と音楽の力に耳を傾けて、本人の素顔に触れてみてはいかがでしょうか。