ランスタッド株式会社、D&Iアワード2025で最高評価を獲得
総合人材サービスのリーダー、ランスタッド株式会社が、株式会社JobRainbow主催の「D&Iアワード2025」において、最高評価となる「ベストワークプレイス」に認定されました。この栄誉は、同社が多様性を推進し、インクルージョン(包摂)の重要性を認識した取り組みが評価され、4年連続での受賞で達成されました。
認定表彰制度「D&Iアワード」とは
「D&Iアワード」は、全国規模で企業のダイバーシティ&インクルージョンの取り組みを総合的に評価する表彰制度です。この制度では、ジェンダーギャップ、LGBT、障がい、多文化共生、介護・育児といった5つの重要な課題に対するアプローチが求められ、多様性を活かした企業を「D&I推進カンパニー」として認定します。その中でも、「ベストワークプレイス」は、D&Iの推進において日本国内のみならず、国際基準においても高まる評価を受けた企業に贈られるものです。各社のD&Iに対する理念や実践が、職場環境やビジネス全体において重要な役割を果たしている様子が窺えます。
ランスタッドが目指す公平な職場環境
ランスタッドは、グローバル人材サービス市場において「公平性」「多様性」「インクルージョン」「帰属意識(EDI&B)」を掲げ、それを経営の中心に据えています。本年度のテーマとして「コレクティブインパクト」を選定し、多様な取り組みを通じて多世代・多地域にわたり様々な背景を持つ人々と共に取り組んでいます。特に、PRIDE指標の継続的な受賞や主要都市でのプライドイベント参加を通じて、LGBTQ+への理解と支援を国全体に広げる努力をしています。
ランスタッドは、社内のインクルーシブな文化を更に進展させるべく、「ED&Iアンバサダー」制度を導入し、士気の高い社員を中心に、社内外に向けてD&Iの理念を発信しています。2026年から本格的に活動を開始する予定です。
多方面に展開する取り組み
同社の施策は多岐にわたります。女性管理職を増やすための人事制度を実施している他、大阪・関西万博でのダイバーシティ体験イベントや、派遣スタッフを対象とした「女性の健康とがん」に関するウェビナーも開催しています。障がい者雇用の安定を支援する研修も行い、特に地方意識の強い地域におけるLGBTQ+の意識向上を図るために、各地でのプライドイベントに出展を続けています。
これらの包括的な活動が高く評価され、ランスタッドは「誰もがありのままの自分でいられる職場環境の実現」を目指す姿勢が強調されています。
まとめ
ランスタッド株式会社のこれまでの取り組みと成果が、今後の人材サービス業界において新たな指針となることが期待されます。同社のD&Iの推進は、企業の成長だけでなく、社会全体の包摂度の向上にも寄与するものになるでしょう。ランスタッドの更なる活躍に期待が高まります。