仙台で開催！大学生のための就活イベント『ジール就活フェス』レポート

2023年4月21日、仙台のTKP青葉通カンファレンスセンターにて、株式会社ジールコミュニケーションズ主催の合同企業説明会『ジール就活フェス’26【仙台】』が開催されました。本イベントは、新卒学生を対象にしたもので、特に東北エリアでの採用を行う企業が参加しました。これにより、学生が地方での就職機会を得るための重要な場となりました。

イベントの目的と背景

昨今、就職活動の早期化が顕著な中、地方では企業と学生の接触機会が不足しているという問題が浮かび上がっています。地元で働きたいと願う学生がいる一方で、企業側も地域での採用活動に苦しんでいます。そのため、ジールコミュニケーションズはこれまで東京や名古屋、大阪で行ってきたリアルイベントを東北にまでも広げ、企業と学生の接点を創出することを目指しました。

イベントの内容

この日は、9つの企業が出展し、46名の学生が参加しました。企業の担当者が来場した学生と直接会話を交わし、社風や仕事内容について意見交換を行いました。

当日は、株式会社アウトソーシングテクノロジー、日建リース工業株式会社、株式会社クスリのアオキなど、さまざまな企業が自社の魅力を積極的にアピールしました。学生たちは、分からない点や不安に感じることを直接尋ねる貴重な機会として活用し、企業側も参加者の関心を高く評価していました。

地域の学生たちの意見

参加学生の中には、地域の大学や専門学校からの出席者が多く、その中には東北大学、福島大学、東北学院大学など、地元の名門校の学生が名を連ねていました。また、就活の進捗状況についてのアンケートでは、まだ活動を始めていない学生が7.4％、書類選考中と答えた学生が12.0％である一方、面接やグループ選考が進んでいる学生が25.7％にのぼるなど、様々な状況が見受けられました。

出展企業の感想

企業担当者からは、「参加した学生たちの人柄が良く、当社の社風に合いそうだ」といった感想が寄せられました。初めて仙台で開催されたため、地域の雰囲気を感じられる内容に満足している企業も多く、今後も継続的に参加を検討したいという声もありました。

参加者の声と今後の取り組み

ジールコミュニケーションズは、地域の学生と企業との接点を増やし、より多くの就職機会を提供することを目指しています。イベントに参加した学生は、「自分に合った企業と出会えた」と口々に感想を述べ、企業側も良い印象を持ち帰ることができました。

また、今後はさらにチャンスを広げるため、全国各地での就職イベントを推進していくそうです。「地元で働きたい」と願う学生が、地元企業の魅力を直接知るための取り組みを今後も続けていくことで、地域活性化にも寄与していくでしょう。