包むデザイン展
2025-09-11 18:32:56

松屋銀座で包むデザインの新たな可能性を探る特別展「Tsu-tsu-mu展」

松屋銀座開店100周年記念の特別展「Tsu-tsu-mu展」


松屋銀座が迎える開店100周年を祝う特別企画として、«Tsu-tsu-mu展 世界をやさしく繋ぐデザインの作法»が開催されます。この展覧会では「包む」というテーマをもとに、その背後にある深い意味や様々な表現を探求します。

展覧会の概要


会期は、9月26日から10月13日まで、松屋銀座8階のイベントスクエアにて開催されます。日本デザインコミッティーが主催する本展覧会には、グラフィックデザイナーの色部義昭がアートディレクションを務め、約90点の作品が展示される予定です。

包むの深淵な意味


「包む」という行為は、私たちの日常生活のあらゆる場面に息づいています。卵やおにぎりを包む際に見られるように、様々な物体は「包まれる」ことで、その機能を最大限に発揮します。本展では、包装だけでなく、包み込むことによるケアの視点に着目し、日常の自然な風景や伝統的な技術がもつ意味を再考察します。

ディレクターの色部義昭


色部義昭は、グラフィックデザインを基礎に、多様なデザイン分野での実績を持っています。彼は、日本のデザインの発展に寄与するため、自らの視点でTsu-tsu-muの理念を展覧会に反映させました。これにより、デザインが持つ社会的な役割を強調します。

目を引く作品と展示


本展の魅力の一つは、名の知れたデザイナーたちの作品が集まっていることです。例えば、著名な建築家・隈研吾氏によるモバイル茶室«浮庵»は、空中に浮かぶ形式で展示され、来場者を魅了します。この作品は、空間と軽さをテーマにしたもので、設計段階から優れた「包み」の手法が表現されています。また、展覧会のテーマを具現化した小泉誠氏がプロデュースしたカフェでは、特別メニューも楽しめます。

クリエイターのインタビューも


展覧会では、「クリエーターたちのTsu-tsu-mu学」というセクションがあり、参加するデザイナーたちのTsu-tsu-muに関する考えを直接聞くことができる貴重な体験が提供されます。ここで取り上げられる作品や思想は、多角的に「包む」という行為を視覚化し、観客に新しい知見を与えます。

限定メニューとワークショップ


併設される«Tsu-tsu-mu Café by OGAKI BOOKSTORE»では、特製のどら焼きやデザイン性の高い空間でゆったりとしたひとときを楽しむことができます。また、ワークショップでは、折形デザイン研究所による「包む」技術を体験できるイベントが盛り沢山!

おわりに


松屋銀座の«Tsu-tsu-mu展»は、ただのアート展ではなく、私たちの生活、文化、デザインに対する意識を深めるための大切な機会です。この展覧会を通じて、デザインがどのようにして私たちを結び、育てるかを一緒に考えてみませんか。


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