AnyMind Group、情報セキュリティ強化に向けて国際規格を取得
テクノロジーの進化に伴い、情報の扱い方が日々高度化している現代。企業にとって、情報セキュリティはもはや避けて通れない重要な課題となっています。そんな中、AnyMind Group株式会社とそのグループ会社であるENGAWA株式会社が、情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)に関する国際規格「ISO/IEC 27001:2022」の認証を、日本国内の複数のグループ企業で取得したことが発表されました。
認証取得の背景
この認証は、あらゆる業界で情報を扱う際に求められる精緻な管理体制を評価するものです。特に、機密性・完全性・可用性という三つの基本要素に重点を置き、組織全体の情報管理体制を包括的に評価します。創業以来、AnyMind Groupは事業の成長と共に、顧客やパートナー、従業員の情報を保護するために力を入れてきました。今回の認証取得は、その努力が国際的な基準に適合しているという形で第三者機関から評価されたことを意味しています。
企業情報
AnyMind Groupは2016年にシンガポールで設立され、現在では15ヵ国・地域に拠点を持つアジア市場に特化したテクノロジーカンパニーです。EC、マーケティング、製造管理、物流など、多岐にわたる領域でデジタルプラットフォームやソリューションを展開しており、顧客の業務を効率化・省力化することを目指しています。
認証に関する詳細
- - 認証基準: ISO/IEC 27001:2022
- - 認証登録番号: JP026384
- - 認証対象組織: AnyMind Group株式会社、AnyMind Japan株式会社、株式会社フォーエム、株式会社AnyUp、ENGAWA株式会社、GROVE株式会社
今回の認証範囲には、ソフトウェアやプラットフォームの開発・提供、デジタルマーケティング支援、インフルエンサー支援、広告運用、EC運営などが含まれています。これにより、AnyMind Groupは今後もさまざまなサービスを提供しつつ、その情報セキュリティを確実に強化し続けることが期待されます。
共同創業者のコメント
AnyMind GroupのCEOである十河宏輔氏は、「創業以来、技術と人の力を融合させてマーケティングやコマースのプラットフォームを提供してきました。この認証は弊社の情報資産管理が国際標準に準じていることを示すものであり、今後も情報セキュリティやガバナンスを強化し続けることを約束します。」とコメントしています。
ENGAWAとその役割
ENGAWAは、50年以上の歴史を持つ「Tokyo Weekender」の運営を行い、日本の魅力ある商品やサービスを発信するOMOTENASHI Selectionの運営もしているマーケティング会社です。海外に向けてのコミュニケーション支援を通じて、日本の良さを世界に広めることを目指しています。
このように、AnyMind GroupとENGAWAは、国内外での信頼性を確保するため、情報セキュリティの強化を真摯に取り組んでいます。今後の活動にも注目が集まります。
まとめ
AnyMind GroupがISO/IEC 27001:2022認証を取得したことは、企業の信頼性を示すだけでなく、今後の成長に向けた強固な基盤を築く重要な一歩です。継続的な情報セキュリティ対策が求められる中、この取り組みがどのような成果をもたらすのか、注目が集まります。