U-NEXTが世界中に日本のドラマを配信開始！「Max」との新たな提携

U-NEXTが日本のドラマを世界へと発信

動画配信サービスのZ-NEXTが、ワーナー・ブラザース・ディスカバリー（WBD）との提携を発表し、日本のテレビドラマを世界中で配信することになりました。この取り組みは、2025年の下半期よりアメリカやブラジル、さらには東南アジアを皮切りにスタートします。

日本のコンテンツがついに世界へ

U-NEXTは、初めての共同制作作品である「初恋DOGs」をはじめ、多くの人気ドラマを厳選し配信する予定です。「イグナイト -法の無法者-」や「夫よ、死んでくれないか」など、現在放送中の作品も含まれ、全10作品が対象となります。このプロジェクトは、国内で評価の高い作品を通じて、海外の視聴者にも日本の魅力を伝えようとするものです。

海外展開の一環として

U-NEXTは2024年9月にWBDと独占パートナーシップ契約を結び、その後の協議の結果として今回の発表に至ったとのこと。WBDの動画配信サービスMaxは、すでに70カ国以上で展開されており、今年の第1四半期には1億2230万人の加入者を有しています。日本でも同サービスを利用できるようになり、そのライブラリには2500作品以上の動画が含まれ、直近では話題の新作が次々との登場しています。

制作者にとっての期待

この提携は、日本の制作者たちにとっても期待の高まるプロジェクトであり、海外の市場に向けて自らの作品を発信できる大きなチャンスです。視聴者のニーズに合った作品作りや効果的なプロモーションを分析し、共同で最適なコンテンツを提供することに注力します。日本の素晴らしいコンテンツが、イタリアやフランスなど、さまざまな文化圏で視聴者に愛されることを目指しています。

外国市場の開拓

U-NEXTとWBDは、今回の10作品に留まらず、今後も日本の良質なコンテンツを世界各国に向けて配信し続ける計画です。「日本ならではの物語」を届けることで、日本カルチャーへの理解が深まることにもつながるでしょう。

この取り組みに関して、U-NEXTの代表取締役社長堤天心氏は「日本コンテンツに不慣れなMaxユーザーに対して戦略的にアプローチし、視聴を促進していきたい」と述べています。今後の展開にも期待が高まります。