人事の未来を語り合う！CHROのキャリア支援特別イベント開催

人事の未来を語る特別イベント開催

2025年4月23日、水曜日に東京都中央区の一般社団法人プロティアン・キャリア協会で、CHRO（最高人事責任者）や人事実務者が集まり、キャリアをテーマにした特別イベントが開催されました。このイベントは、キャリア自律を支援するプロティアン・キャリア協会と人事を語る会、通称「人語会」の共催によるものです。

この特別な集まりは、約150名もの人事関係者が参加し、他社の人事担当者と率直に意見を交わす貴重な機会となりました。人事のキャリアについての理解を深め、複雑化するキャリア選択を支援し合うことが目的です。

イベントの概要

イベントは19時から21時まで行われ、以下のプログラムが組まれていました：

- イントロダクション
- パネルディスカッションおよび質疑応答
- 交流会
- クロージング

特に、パネルディスカッションでは、エーザイ株式会社のチーフHRオフィサー、真坂晃之氏や、アサヒグループジャパンの金久保友希氏といった著名なゲストからの具体的なキャリア開発事例が紹介され、参加者の関心を引きました。

人語会の目的

「人語会」は、HRに関わる人たちが互いに学び合う場として、約13年前に設立されました。当日は、CHROから実務担当者まで、多様な立場の人々が集まり人事の未来について語り合う姿が見られました。

この集まりがあることで、人事職の専門性を高めたり、キャリアにおける課題を共有したりすることが可能となり、情報交換が活発に行われました。参加者は、さまざまな視点から得た学びを持ち帰り、社内での活用を期待しています。

代表理事のコメント

イベントを主催したプロティアン・キャリア協会の代表理事、有山徹氏は、「人的資本経営が進む中で、人事が自らのキャリアについても語り合う場を持つことは特に重要」と述べました。そして、今後も対話を通じて組織全体のキャリア自律を支援する基盤を築いていきたいと語りました。

当日の雰囲気

イベント初めに代表理事がプロティアン・キャリア協会における「社会的成功」と「自分らしさ」という2つの軸に基づいたキャリア観を解説しました。これにより参加者は自己のキャリアにおいて何が大切かを再確認し、ウェルビーイングを追求する意義を強く感じたようです。

次回のイベント

続くイベント「グロースマネジャー：管理職の役割転換」は、6月24日（火）にオンラインで開催予定です。このようなイベントを通じて、さらに多くの人事関係者が交流し、学びを深めていくことが期待されます。

人事分野での専門性を高め合う機会を今後も提供していくために、プロティアン・キャリア協会は常に新たなチャレンジを続けていく考えです。