全国高校生政策甲子園、最優秀賞への道
2025年9月1日より、全国高校生政策甲子園の最優秀賞を決める投票がスタートします。このコンテストは、全国の高校生が自らのアイデアを通じて社会の課題に挑むもので、今回は352チームから選ばれた16チームが決勝に進出しました。本記事では、政策甲子園の詳細や投票方法についてご紹介します。
全国高校生政策甲子園とは
全国高校生政策甲子園は、日本青年会議所(JC)が主催する全国規模の政策コンテストです。目的は、高校生たちが社会問題について考え、自分たちの政策を提案することで、政治への関心を高め、議論を促進することにあります。2023年から始まったこの取り組みは、未来を担う若者たちの主権者意識を育む重要な場となっています。
今年は「未来の日本を創造する!! 持続可能なデジタル政策!」及び「あなたは総理大臣!! 地域の社会課題と明るい未来!」の2つのテーマで政策が募集され、33都府県から合計352チーム、約1500名がエントリーしました。これまでの参加者数が最高記録を更新したこともあり、高い関心のもとで行われたことが伺えます。
決勝進出チームと政策内容
今年の決勝大会に残ったチームは次の通りです。各チームが提案した政策は、それぞれ社会に新しい風を吹き込むもので、地域課題の解決を目指しています。
設定テーマ部門
1.
そらりんく(佐久長聖高等学校/長野県): 「ひとりじゃない、をテクノロジーで。」
2.
令和のリンカーン(本庄東高等学校/埼玉県): 「高齢者の、高齢者による、高齢者のためのICT学習講座で日本の未来を拓く!」
3.
LINK(精道三川台高等学校/長崎県): 「スマホ供給PROJECT・地域密着型デジタルリーダープログラム」
4.
岐阜高校アグリ班(岐阜県立岐阜高等学校/岐阜県): 「農業機械のご近所シェアリングプラットフォーム」
5.
JYOKA DOLL(大分県立情報科学高等学校/大分県): 「学びたい!を叶える場所〜放課後の秘密地プロジェクト〜」
6.
ProjectY(芝浦工業大学柏高等学校/千葉県): 「世代協働型デジタルプラットフォームの政策立案」
7.
燈(京都市立堀川高等学校/京都府): 「若者の声を未来へつなぐ『ミライハブ』構想」
8.
未来創造☆ひらめきソーダ(山陽学園高等学校/岡山県): 「田園OS〜未来を耕すデジタル農業革命〜」
自由設定部門
1.
Re.Truther(大阪府立鳳高等学校/大阪府): 「正しい情報こそ、最強のライフライン!!」
2.
『チーム培養肉』(愛媛県立今治東中等教育学校/愛媛県): 「細胞性食品“培養肉”特命大臣設置予告」
3.
京都の未来をカンセイ党(京都府立嵯峨野高等学校/京都府): 「観光業と観光地の共生について」
4.
ProjectYY(芝浦工業大学柏高等学校/千葉県): 「地域創生デジタル人材育成・情報発信統合プロジェクト」
5.
大分東明社会部(大分東明高校/大分県): 「持続可能な地方創生を目指す若者の参画」
6.
シン・地方創生(筑波大学附属駒場高等学校/東京都): 「ふるさと減税制度」
7.
古川黎明お米プロジェクト(宮城県古川黎明高等学校/宮城県): 「日本の主食を守るための支援政策」
8.
てぃーだ~ヤンバルクイナが飛べる時代へ~(北山高等学校/沖縄県): 「市民と共に未来設計」
投票方法と期間
最優秀賞は、選ばれた高等学校の政策に対する国民投票によって決まります。投票に参加するには、公式LINEに登録し、公式HPまたは公式LINEからそれぞれの政策の詳細を確認後、投票を行う仕組みです。
投票期間
- - 2025年9月1日(月)〜9月20日(土)の20日間。
詳細情報や投票は以下のリンクから。
熱者のご参加をお待ちしています!
この政策甲子園は、未来の日本に向けて若者が真剣に考えた提案が集まる貴重な機会です。是非、多くの方々に投票していただき、未来を担う高校生たちの声を届けましょう!