全日本スーパーフォーミュラ2025シーズン体制発表会が開催、注目選手の意気込みとは

全日本スーパーフォーミュラ体制発表会の開催

2025年2月22日、全日本スーパーフォーミュラ選手権に参加する「SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING」が、そのシーズンの参戦体制発表会を開催しました。このイベントは、東京の港区に本社を構える株式会社ベルテクス・パートナーズがメインパートナーを務めるチームにとって、特に重要なものです。たくさんのファンが駆けつける中、監督やドライバーが登壇し、シーズンに向けた抱負を述べました。

チーム監督と選手の熱い想い

この発表会は山口県、チームの本拠地となる地で行われ、立川祐路監督は「今年も2台体制で、チーム一丸となって勝利を目指します」と力強く語りました。

38号車のドライバー、阪口晴南選手は「スーパーフォーミュラ参戦は5年目。今年こそ初優勝を目指して全力で挑みます」と意気込みを示しました。さらに大湯都史樹選手も「温かいチームの中で集中してレースに臨む準備ができています。今年は結果をしっかり残したい」と語り、期待が高まります。

支えるスポンサーたちの声

発表会には、チームを支援するスポンサーも登場しました。新たにメインパートナーとなる株式会社三基商会の代表、兼重和生氏は「順位にこだわらず、レースを通じて多くの方に勇気を届けることを目指しています」と述べました。また、昨年からメインパートナーであるベルテクス・パートナーズの山口正智氏も、「レースから得られる喜びを多くの方々と分かち合いたい」とコメントしました。

熱気に包まれたメイントークショー

メイントークショーでは、昨シーズンの振り返りと共に今シーズンの変更点について話されました。立川監督は、「阪口選手は昨シーズン好調だったが、トラブルに苦しむ場面も多かった」とし、チームの伸びしろについて語りました。大湯選手についても一定の評価をしつつ、両選手のパフォーマンス向上のために今後の課題を挙げました。

特に、今シーズンからはレース数が12戦に増え、体力的にもタフな戦いが予想されています。阪口選手は「チャンスが増えるので期待しています」と前向きに捉えており、大湯選手も「観客の方々にも楽しんでもらえる機会が増えると思います」と期待を寄せました。

ファンとの交流企画

発表会の終盤には、ファンとの交流企画も大盛況でした。「ガチャ質問タイム」では、普段聞けない裏話が飛び出すなど、ファンの熱気が伝わる瞬間がありました。また、サイン会といった催しも行われ、参加者たちは貴重な時間を過ごしました。

新たな挑戦への期待

2025年シーズンに向けたこの発表会は、選手たちの気持ちを一層高めるものとなりました。モータースポーツの魅力を発信するトライアル企画やSNSによる情報発信を通じ、より多くのファンとのつながりを深めていく取り組みが今後も続くでしょう。チーム一同が一丸となり、新たな挑戦へと向かう姿勢には、期待感が高まります。今シーズンも「SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING」への応援をぜひよろしくお願いいたします。