日本初導入!VisaとKOTRAのカード貿易決済プラットフォーム
ビザ・ワールドワイド・ジャパンが、韓国の大韓貿易投資振興公社(KOTRA)と共同で、カード利用による新しい貿易決済プラットフォーム「Global Trade Payment Platform(GTPP)」を日本で始めることを発表しました。このサービスは、法人カードを持つ企業が韓国と貿易取引を行う際、従来の複雑な送金手続きに依存せず、簡単にカード決済ができるようにするものです。
進化する貿易取引の風景
2024年9月13日、VisaはKOTRAとのパートナーシップを発表し、GTPPが日本、シンガポール、米国、メキシコ等、韓国が主要な貿易相手国で利用可能になる見込みです。日本においては、三井住友カード、三菱UFJニコス、ユーシーカードの3社がイシュアとして参加し、法人向けカード会員が利用できる環境が整いました。
これにより、法人向けカードを保有している企業は、韓国企業がカード決済に対応していない場合でも、リアルタイムで承認された支払いを行い、決済がスムーズに進むようになります。取引先の開拓や拡大において、手続きの工数が大幅に軽減され、ビジネスの促進につながります。
GTPPの特徴と利点
GTPPの最大の特徴は、決済スピードと透明性の向上です。カード会社が提供するこのプラットフォームを使用することで、即時に支払い額が表示され、迅速かつ確実に取引が行えます。また、通常のカード発行プロセスに加えて、特別な登録審査が行われるため、詐欺防止対策が強化されており、企業取引の安全性が大きく向上しています。
このGTPPにより、特に中小企業にとって国際取引の障壁が下がり、新市場へのアクセスがしやすくなることが期待されています。これまで高いリスクや複雑な手続きがネックとなっていた貿易決済が、より身近なものになり、企業成長の一助となるでしょう。
Visaのビジョンと今後の展望
Visaは、パートナー企業と共にシームレスで安全、利便性の高いビジネス取引を実現し、企業成長に貢献していくことを目指しています。また、GTPPは世界の貿易取引に新たな風を吹き込み、国際経済の発展にも寄与することが期待されています。
Visaは電子決済のリーダーとして、全ての人々がアクセスできる包括的な経済の実現を目指し、革新と安全性を追求し続けます。
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