第18回 タムロン鉄道風景コンテスト結果発表
大宮の本社を置く光学機器メーカー、株式会社タムロンが主催する「第18回タムロン鉄道風景コンテスト」の結果が、10月27日に発表されました。このコンテストは地域の活性化と鉄道文化、さらには写真文化の振興を目的に開催されています。
総応募点数は7,308点、応募者数は1,962人にも達しました。この数値からも多くの鉄道ファンや写真愛好者が参加していることがうかがえます。競技部門は一般と「U-18(18歳未満)」に分かれており、応募方式にもプリント応募とWeb応募が設けられ、多様性にあふれた作品が集まりました。特に、自由な発想をもたらすために「ユニーク/ユーモア賞」も設けられている点が特徴的です。
受賞作品の特色
一般の部 総合グランプリ
「富岳E5景(系)」を受賞した志水茂氏の作品は、その見事な構図と発色が評価されました。審査員は、作者が散歩中に見つけた撮影ポイントを巧みに捉え、必要最低限の要素で作品を構成している点を称賛しました。
U-18(18歳未満)の部 総合グランプリ
谷田璧瑠さんが撮影した「待ちぼうけ」は、雪が降った日の踏切の様子を幻想的に表現しています。赤い信号機の光が路面に反射する様子が、心に響く情景を作り出し、若い感性が感じられる作品です。
ユニーク/ユーモア大賞
加藤和弘氏の「寒さ対策」は、独特の視点で描かれた作品です。そのユーモラスな構成に、審査員も思わず笑ってしまう様子が伺え、作品が持つ力を証明しています。
表彰式とデジタルサイネージ
受賞作品は、2025年11月22日にJR大宮駅構内のデジタルサイネージで上映される予定です。これは「鉄道のまち大宮」イベントの一環として行われます。
タムロンについて
株式会社タムロンは、世界的に知られる光学機器メーカーであり、デジタル一眼カメラ用交換レンズなどの製品を提供しています。地域社会への貢献と共に革新的な技術を持って様々な産業に向けた製品開発に力を注いでいます。
詳しい情報は、
タムロン公式サイトをご覧ください。
このコンテストは今日のライフスタイルにおける重要な文化の一部であり、多くの人々に愛されるイベントとして、今後も続くことを期待しています。